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≪花「チューリップ」のご説明≫ 

ここでは花である「チューリップ」の説明をしております。
たまにはスッと肩の力を抜いて、青い空のもと、
色鮮やかにきらめくお花屋さんを訪ねてみてはいかがしょう。
チューリップは可憐で美しいあなたに愛の力を与えます。

☆ちなみに8月7日は“花の日”です☆

●チューリップの花言葉
色によってさまざまな「愛」を伝えます。
 赤色:「恋の告白」 
 桃色:「愛の芽生え・お年頃」 
 紫色:「永遠の愛情・不滅の愛」 
 黄色:「望みなき愛・叶わぬ恋」 
 白色:「失恋・失われた愛」 
 緑色:「魅惑・美しい瞳」 
昔、ペルシャ人は求婚する際に真っ赤なチューリップを贈りました。
「赤い花びらの付け根の黒さのように『私の胸が恋心で焼け焦げている』」という意味をこめたそうです。

●チューリップの基礎知識

<種>ユリ科チューリップ属。観賞用の多年草。
<草丈>15〜70cm。
<茎・葉>茎は円柱形で直立し、単一。葉は2〜3枚を茎の下部に互生。
<中心部>雄しべは6本、雌しべは緑色の柱状で、骨質の柱頭が3つあります。
<開花時期>3〜5月、茎の先に上向きの花を開きます。花被片は平開しません。

<花の色>チューリップは多くの花色がありますが、青色だけがありません。
<花の形>チューリップの花びらの開閉は温度の影響を受けやすく、気温が高いと
花びらが大きく反転するものが多く、チューリップ本来のイメージを損ねてしまう場合があります。
一般には花びらの展開角度が大きくならない円筒型・卵形・球形の花が好まれる傾向が強いです。
<芳香性>チューリップは比較的、香りがないと言われていますが、中には香りの強い品種もあります。

<主な栽培地>チューリップの栽培面積世界一はオランダで、
その面積は日本の栽培面積の約12倍である7,290ヘクタール。
オランダの広大な面積で栽培されるチューリップの球根は全世界の約65%を占めます。

●チューリップのルーツ〜トルコからオランダヘ
チューリップの故郷は地中海沿岸から中国の西南部にかけた砂漠地帯(中央アジア)で、
原種は普段日本の街中で見かけるチューリップとは随分違い、全体的に地味で小ぶりです。
はじめにチューリップを庭園に植え、観賞用に改良して楽しんだのはトルコの人々でした。
16世紀チューリップの美しさに感動した外交官が∃−ロッパヘ球根を持ち帰ったのち、
ウィーンの植物学者が大切に育てました。その後、育てられたチューリップコレクションは有名になり、
17世紀のオランダで熱狂的なチューリップブームが起こって一気に世界へ広がっていったのです。
ブームの後もオランダでは品種改良が進み、現在では世界最大のチューリップ生産国となっています。

●17世紀のチューリップの価値
1620年代に入ると、チューリップは異常な人気を呼びます。
球根1球は牧場や工場と交換されるまでに高騰し、多額の借金持ちが急増。
いわゆる異常な投機熱の「チューリップ狂時代」と言われるものです。
事態を憂慮したオランダ政府は、1637年チューリップの取引を法律で禁止しました。

●チューリップの名前の由来〜聞き違いからついた名前
16世紀、トルコに駐在していた神聖ローマ帝国の大使ピュスベクが、
チューリップをはじめて見て、「何の花か」と尋ねました。
トルコ人は自分の頭のターバンを指しながら「チューリパム(Tulipam:ターバン)のような形だ」と答え、
大使はそれを名前と思いこんでしまい、それがチューリップの語源になったといわれています。

●日本にやってきたチューリップ〜はじめは薬草の仲間として紹介
チューリップが日本にはじめてやってきたのは、文久3年(1863年)といわれています。
当時は、薬草の鬱金(うこん)の仲間と勘違いされて「鬱金香(うこんこう)」と名付けられました。
まだ数も少なく、一部の上流階級の人々や外国人によって鑑賞される程度でした。
大正時伐から本格的な栽培が始まり、労働者の1日の賃金が10銭〜20銭の時代に、
チューリップの切花は1本5銭という非常に高価な値で売れました。
そこで、冬場は出稼ぎに行くしかない豪雪地帯の新潟や富山で、
米の裏作として注目され、熱心に栽培したのです。

●新しい品種が生まれるまで〜20年以上かけてようやく誕生
チューリップは球根で繁殖する植物ですが、タネから育てることもできます。
タネの場合、人工的に交配することで新しい品極が生まれますが、
花が咲くまでに5〜6年もの年月がかかります。
ようやく花が咲いても、新しい品種として認められるのは何万球のうちの1球です。
その1球から商品となるほど球根・数を増やすのに、また15年以上かかり、
その間、病気や栽培方法、環境適性などいろいろな試験を繰り返します。
チューリップの新品種は気の遠くなるような長い年月と手間をかけて生まれているのです。

●チューリップの伝説
「一人の可憐で美しい少女が三人の騎士からプロポーズされ、3人はそれぞれ家宝の
 王冠、剣、黄金を少女に贈りました。少女は結局誰も断ることができず、苦悩の末、
 花の女神フローラに哀願します。私を一輪の花に変えてください…と。
 女神は少女を思いやり、その苦しみから救うため少女をチューリップの花に変えたのでした。」
以上がチューリップにまつわる伝説です。
花は王冠、葉は剣、球根は黄金、そしてつぼみの形は少女の純潔をあらわしています。
こんなところから、チューリップの花言葉がついたと言われています。

●チューリップの種類
チューリップには、花びらが6枚ついている一重咲きとシャクヤクのようにたくさんの花びらを持つ
八重咲きに分けられます。その他、花の先端が尖ったゆり咲き、花びらにフリルのあるパロット咲き、
花先がぎざぎざになったフリンジ咲きなどがあり、研究所などで根気よく品種改良が繰り返され、
現在確認されているだけでも、約2600種にものぼります。

●チューリップの性質
チューリップには、光り向かっていく性質と、重力に反して上に向かっていく性質があります。
また、チューリップは寒い季節に育つ花です。当然、暑いのは苦手で、例えば気温が
20度を超えると開花が早まってエネルギーを消費する為に、茎も花も弱ってしまいます。

●チューリップの楽しみ方
涼しい所においても、性質上茎は曲がってきてしまいます。少しでもそれを避ける為の方法を紹介します。

@チューリップの選び方
チューリップは温度変化により、開いたり閉じたりします。
しっかりとつぼんでいるものを選べば、より長く楽しめます。葉がぴんとしてるものを選びましょう。

A買ってきたら
買ってきたらすぐに生けずに、できれば一晩深い水に浸けてください。
ラッピングをはがしたら、茎を一センチくらいカットして、新聞紙ですっぽりくるんでください。
そして、茎が全部つかるくらいの深い水の中に、一晩入れておいてください。
生けるときには、水の中に葉っぱが浸からない様にしましょう。

B鑑賞中は
1日一回水を替える際に、茎を1センチくらい切ってください。
花が水を吸い上げる負担を軽くするとともに、水中の雑菌の繁殖を防ぎます。
チューリップを含む球根植物は、過敏に水をたくさん入れる必要はありません。
花瓶に約半分、切断面がしっかり水に浸かれば大丈夫です。

C茎の曲がりを早く戻したいときは
茎が自然に戻るのを待てない人は、花の付け根から約1センチの所に細い針で穴を空けます。
穴は貫通していいですが、決して大きくならない様にしてください。
浸透圧の変化で、水を吸い上げやすくなり、茎の曲がりを早く戻します。

D鉢植えの時は
一定期間寒さにあわないと芽が出ないので、鉢植えは1月まで十分に戸外の寒さに当ててから室内にとりこみましょう。
また、鉢植えは開花期まで土を乾かすと花が咲かなかったり、美しい花となりません。水やりに注意して下さい。

E球根から育てる時は
球根を買うときは、通販などではなく、実際手にとって形のいい“ずっしり”としたものを店頭で選びます。
軽いものは花芽がないものがあるからです。但し、チューリップの花芽は残念ながら外観からは有無を確認できません。
球根はもともと、芽を出すまでの元気を小さな体に充分蓄えていますので肥料を与えるとかえってよくありません。
植えた土の表面が完全に乾いたら、水だけを飲ませてあげます。これで充分なのです。

F球根について
チューリップは秋植えの球根ですが、こうした秋に植える球根は「耐寒性球根植物多年草」と言い、
チューリップの他にヒヤシンス、ユリ、フリージアなどがあります。
こうした秋植え球根と反対に春に植える球根は「非耐寒性球根植物多年草」(春植え球根)と言い、
ダリア、グラジオラスなどがあります。

G球根の栽培に関して
秋植え球根の植え時は、だいたい9月末頃から11月中旬くらいといわれています。
基本的にその期間に植えれば大丈夫らしいのですが、早い時期(9月末〜10月初旬)に植えた方が
球根が栄養を蓄える期間がそれだけ長くなるため、春に大きな花が咲くようになるので、
早い時期に植えるようにしましょう。

●チューリップの偉大な力
チューリップは、フラワーセラピーによく用いられます。
黄色い花は代謝機能を高め、白やピンクは精神を安定させてくれるそうです。
そして、一番人気の赤い花は反射的に血を動かす作用があり、
低血圧の人の疲れやすい・めまいがする、といった症状を改善します。




もっと詳しく「チューリップ」の知識を得たい方はこちらの説明もどうぞ


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