第一章 〜血涙の絆〜
illustration by とらりーば
「皇国に逆らうお前たちが愚かなのだ」
そして、サリクは再び呪文を唱えた。両腕を広げ、高らかに宣言する。
「破壊の炎よ、すべてを薙ぎ払え!」
先程のより強い攻撃魔法の発動を感じ、ラトルは息を呑んだ。
(結界が間に合わないッ)