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犬のからだ

乳 類 である犬の基本的な作りは人間と変わりありません。
内蔵も人間と変わらず 視覚 臭覚 聴覚 触覚 味覚 痛覚 を持っており 喜怒哀楽の感情も持っています。




 犬の目
目の焦点を合わせる 水晶体の厚さ が人間約4mmに対し犬は約8mmと 人間より2倍 も厚い。 そのため近 視であると考えられ静止している物は余り良く見えません。
光を感知する桿状体(かんじょうたい)の細胞が人間の7〜8倍 もあるため動く物に対しては遠くの物まで判断できる。
色を感知する錘状体の細胞は少なくその為に色を感知できないとされています。しかし 白黒を感知する細胞は人間よりも多く持っています。
まつげは上にしかないが角膜と瞼の間に「瞬 膜」と言う薄い半透明の膜が あり瞼を閉じると同時に左右から閉じて眼球を保護している。
網膜下に「タペタム」と言う反射層があるため猫と同様暗闇でも行動する事ができ タペタムが反射した光のために暗闇の中では犬の目は光って見える。


  犬の耳
聴 覚は人間の4倍
耳の形は直立形・垂れ形・半直立形の3種類に分類される
人間が聞き取れる範囲は16〜20キロサイクルに対し犬は120キロサイクルの超音波も聞き取ることができる。
犬の耳は音を聞くことの他に「感情表現」をする役割もあります。
耳がピンと立って前方を向いていれば「警戒」「緊張」
後ろに寝かせている様にしていれば「恐怖」「おびえ」

 犬の鼻
犬は人間に比べ鼻筋が長いため鼻腔が広く鼻腔内には1〜2億個の臭覚細胞がある。 鼻細胞が人間の約40倍の20億個以上もあるため人間が嗅ぎ取れる限度の 数万分の一、数百分の一の濃度でも匂いを嗅ぎ分けることができる。
「中鼻甲介」も人間よりも大きく複雑な構造になっており、その表面を覆う 「嗅粘膜」の面積も人間が約4cuしかないのに対し、犬では150cuもあり多数の 嗅覚細胞で感知した臭気を敏感に感知することができる。 しかしパグやシーズーなどの短吻種の犬は鼻腔が短いため他の犬種より臭覚は 劣っているようです。 犬の嗅覚は残されたニオイをかいだだけでその動物が「いつ頃、どちらの方角から来て、 どちらの方角に去って行ったか、オスかメスか、大人(成獣)か子供(幼獣)か」と言った 情報を得ることができます。


 犬の舌・口
大昔 犬達には物を運ぶ役割があった為 味に敏感であると不都合が生じるので 味覚は発達しなかったと考えられます。
犬は雑食性で舌の粘膜細胞には「糖」を感知する味覚細胞が発達しています。
その為甘党で果物の糖分である「果 糖」や乳に含まれる「乳 糖」には良く反応します。
鋭い歯や頑丈な顎は獲物や敵に噛み付く時の最大の武器になる。 また 口から水分を蒸発させ体温を調節する発汗装置としての役割も果たしている。


 犬の歯
犬の歯は切歯 犬歯 前臼歯 後臼歯と大きく4種類に分類されます。
上顎に20本 下顎に22本ありもっとも発達しているのは犬歯である。犬歯は一般的には「牙」と呼ばれ 長く鋭い形をしている。草食動物のように臼歯で食べ物をすりつぶしたりできないので獲物の肉は切り裂いた 後 丸飲みします。


 犬のしっぽ
嬉しい時にシッポをふるなどの感情表現の他に 走ったりジャンプしたり 泳いだり 急停止する為の「かじ」の役目をします。
また寒い季節では体を丸くしシッポで鼻先を覆い冷たい空気を吸わないようにします。
犬のしっぽは先端まで骨が通っておりそのまま背骨につながっている為とても敏感で マズル同様急所と言えます。


 犬の足
犬の足の指の数は一般的に前5本 後4本になっています。 前足後足はともに5本の指があったが、足の内側の親指に相当する指が退化し 後肢では完全に退化・消滅してしまい前肢では地面と接しない上の部分に小さくついています。 足の裏の地面に接する部分は、足がすべらないようにと毛が生えておりませんが 皮膚が角質化したパット(肉球) があります。 犬は大昔獲物を求め長い距離を追いかける必要があったため 足先の作りは人間とは大きく異なり、かかとが地面につくことはありません。

 犬の足の裏
足の裏にはブヨブヨした柔らかい肉球がありクッションの役割をしている。また 地面から ミネラルなどの栄養素を吸収している

 犬の爪
犬の爪は猫のように出し入れできないが 地面をしっかりつかむスパイクの役割をしている

 犬の肛門
犬の肛門の周囲には「肛門のう」という袋がありその中には「肛門腺」という器官から分泌された 「肛門腺液」という独特なニオイを発する粘液が入っていてます。 犬がウンチをする際にこの肛門腺液がウンチに付着し自分のニオイを残すような役割を果たしています。 肛門腺液は人間の指紋と同じで犬ごとに微妙に違っており同じニオイを持つ犬は2頭といないそうです。


 犬の尿
尿には性別・年齢・性格・体格・体調・縄張りなどの沢山の情報が 含まれている。強いオスであればあるほど多くの場所に出来るだけ高い場所にマーキング して自分の情報を残します。

 犬の睡眠
犬は一日の半分 もしくはそれ以上寝て過ごしています。犬の睡眠時間の8割はノン・レム催眠で 休息してても眠りは浅く物音がするとすぐ目を覚まします。残りの2割はレム催眠と呼ばれる 深い眠りで熟睡の状態です。しかし体は休息してても脳は活発に活動しており記憶の整理などが行われているのではないか 又 犬にとってプラスになる記憶を強化してるのではないかと言われています。 犬がレム催眠を取るためには信頼できるリーダーが必要なのです。そうでなければ「自分が群を守らなければならない」と思い 周囲に対して無防備になる事はできないのです。そんな犬はイライラして怒りっぽくなり精神的に不安定になるので ぐっすり眠らせてあげて下さい。



    

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