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夢


☆.。.:*・°楽園☆.。.:*・°
好きなものを全部集めて飾ってみようかな
四季折々に咲き乱れる可憐な花々
足下に咲く可愛い花は心和む優しさを
頭上高く降るような花は気高さと純潔を
その甘い香りとともに教えてくれる
蜜をついばみ恋の想いを歌う小鳥達
枝から枝へ森から森へ明るいさえずりが響いてる
雲ひとつない真っ青な透明な空高く
鳶がゆっくり弧を描きのどかな声で鳴いている
季節ごとの果実はたわわに実ることを約束されて
命の恵みを全ての生き物に分け与えてくれる
小さな虫も小鳥も獣も争うことなく助け合い
豊かな実りを共に分け合い喜びに満たされる
湧き出る水は濁りなくこんこんと尽きることなく
小さな透明なせせらぎとなって谷を渡り
やがてゆっくりとした大河となって大地を潤し
全ての命に活力と清浄を与えてくれる
神の愛に包まれるように光は暖かく降り注ぎ
澄んだ大気は光を含んで煌めいている
風は新緑や満開の花や果実の甘さに薫り
木々や森を奏でるように渡っていく
空と大地と海が生き生きと輝き
光と風に満ちて豊であるなら
これ以上の楽園を知りようもない
けれど・・・
人がここに住まうことを神はお許しになるのかな

☆.。.:*・°夢の宮殿☆.。.:*・°
女の子なら誰だって 心の中に 抱えてる
自分だけの 夢の宮殿
愛する人を 待ち続けてる
眠り姫
苦しい日々に 希望を持ち続けてる
シンデレラ
裏切られても 信じ続ける
白雪姫
女の子は誰だって みんな みんな
お姫様

☆.。.:*・°ラプンツェル☆.。.:*・°
高い 高い 塔のてっぺん
ひとりぽっちの ラプンツェル
遠い空を 見上げては 自由な鳥に 嫉妬する
遠い景色を 眺めては 小さな影に 一喜一憂
ねぇ 誰か・・・ 私の声に 気付いてよぉ
ねぇ 誰か・・・ 私の姿を 見つけてよぉ
寒い 寒い 塔のてっぺん
ひとりぽっちに 凍えてる

☆.。.:*・°人魚姫☆.。.:*・°
あなたを 愛したことが 罪なのですか?
遠くから 眺めるだけでは みたされない想い。。
そばにいたいと 願ったことが・・・
あなたの 眼差しの中に 私をおきたくて
あなたの 声を 耳元で聞きたくて
あなたの 温もりを 触れて感じたくて
許されないと わかっていたけど・・・
いましめを破り
過去のすべてを 捨てて
あなたのもとへ 踏み出したのに・・・
あなたに 愛されたいと 願った想いが・・・
人知れず 海の泡となって 消えていきます。。。

☆.。.:*・°織り姫☆.。.:*・°
約束した場所
約束された時間
いつか 必ず 会えると
信じてるけど
遠いあなたは
今 何を しているのかと
恋しい想いが 募ります
悲しい心が 震えます
恋しさを 縦糸に キンと張り
日々の心を 横糸に
愛する想いが 届くようにと
今日も 切なく 心の布を 織り続けます
純白の 願いと祈りを 織り込んで
あなたの元まで 届くようにと

☆.。.:*・°星とブランコ ☆.。.:*・°
満天の星空の下 ブランコを漕いでいた
ひんやりとした夜の大気が
うなじを抜ける風になって体を取り巻く
だけど ブランコを漕ぐ視界に映るのは
無限に広がる星空ばかり
前に後ろに 高く低く 揺れるブランコ
またたく星も一緒に揺れてはそばに来る
もっと もっと もっと近くで見てみたい
ブランコに立ち上がって漕いでみる
星が一層間近に輝く
体は暗い夜空にとけ込んでいく
もう風も感じない
冷たい鉄を握り締めてることさえ
どうでもよくなる
むしろいっさいの拘束を解き放ち
あの星空に溶けてしまいたい
ブランコが一段と高く前に振れた時
両手を星空に向かって差し出した
・・・・・・・・・・・・・
小さな冒険は 一瞬虚空に羽ばたき
闇に消えた

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