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万里novels


  §S番外編§「それいけ 星野君!!」INパラレルワールド

   「もう一つの結末」

「ありがとうな。今日はつきあってくれて。助かったよ。」
「いえ・・・。お役に立てて嬉しいです。じゃあ、俺はこれで失礼します。」

 荷物を部屋に置き、部屋を出ようと扉に手をかけた星野を若林が呼び止める。

「あっ、星野。これやるよ。今日のお礼だ。」
「えっ?俺にですか?」
「そうだ。浴衣と手ぬぐいなんだが、お前に似合いそうだったんでな。今年の夏にでも着てくれ。」
「良いんですかっ!ありがとうございますっ!」

 星野は、感激して瞳を潤ませて若林に頭を下げた。
 その星野になにを思ったか、若林は腰に手をやり引き寄せる。
 密着した体にびっくりして顔をあげれば、若林の端正な顔が息がかかるほど近くにあった。
 星野の頬を指で軽く撫でると、腰が砕けそうなほどの低音ボイスが囁く。

「帰したくない・・・・って言ったら、どうする・・・星野?」
「え・・・・なっ、なに言ってるんですか・・・?」
「ふっ・・・・ほんと、かわいいな・・・・・お前。」

 星野に反論する隙もあたえず、若林の唇が落ちてくる。
 腰と後頭部を抑えられ、身動きが取れない星野は、翻弄されていく・・・・

 何度も角度を変えキスされる。
 若林の舌が星野の唇をなぞった時思わず声が漏れた

「んっ・・・は・・んっ・・」

 その隙を逃すはずもなく、若林は舌を入れてくる・・・歯茎をなめられ、口内を余すとこなく舐められると、奥で小さくなっていた舌を見つけ出す。

「う・・んっ・・コウ・・メイ・・・福隊・・長・・あっ・・」
「猛だ・・・・・優・・・」

 舌を絡めとられ、吸われていく内に若林と自分との境界線が分からなくなっていく星野。
 口の端から溢れ出た雫を追って若林の唇は顎から首筋に降りていく。
 その頃には、星野の体には力が入らなくなっており、必死に目の前の人物にしがみ付く。

「あぁっ・・・はぅ・・・も、もうやめてください・・こんな・・・・・なぜ・・・」
「いやなら逃げればいい・・・お前には、それが出来る筈だろ?」

 耳朶を甘噛みされながら、耳元で囁かれたら星野のかすかに残っている思考は崩壊を遂げていく

「それに・・・ここはいやだとは言ってないぞ・・・くっくっく」

 きつい位にジーンズの前を押し上げている中心を撫でられた瞬間、星野の体は崩れ落ちていた

「あぁぁぁっっ!!・・・うっ・・・くっ」
「ん?いったのか?・・・若いな・・優。だがまだまだ夜はこれからだ・・・・。」

 けっして重くはない星野の体を、若林は抱えあげベットへと下ろす。
 抱えていた荷物をサイドテーブルへと放ると、目の前の獲物の皮をむき始める・・・・。
 状況が飲み込めないまま、全裸にされた星野は肌を撫でる冷気にかすかな理性を取り戻どした。
 上体を起こし逃げる体制をとりながら若林を見やれば、その視線に縫いとめられた。
 憧れの存在・・・・その裸体は星野がこう在りたいと願う理想的な存在だった。
 視線に縫いとめられたまま、動くことが出来なくなった星野に若林が覆い被さる。

「優・・・お前は可愛い・・・ここもな」

 視線はそのままに、胸の蕾を摘み上げられ星野の体ははねる。
 噛み付くような口付けから、首筋、鎖骨、胸へと若林の唇に翻弄されていく

「あっ!ああぁぁっ・・・・そんなっ・・・はぅっ!!!」
「ホラ・・・素直に感じろ・・・感じるままに喘いでみせろ」
「くっ・・・・ぁぁぁあああぁっ!!いっいやだっ・・・やっぁ!」

 腹を打つほどに反り返った中心を若林の大きな手が撫で上げて行く・・・
 堪えきれずに湧き出した樹液を全体に擦り付けるように広げながら、敏感な先端や裏を時には強く、時には弱く攻めていく。
 包み込まれるように上下にさすり上げ星野の意思とは関係なく熱を高めていく。
 頭を左右に振りながら、どうにかしてこの熱から逃れようとする星野を目を細めながら眺めていた若林は、口付けを落とし囁きかける

「我慢するな・・・いってしまえ・・・・優・・・」
「んんっ・・はっ・・ああぁぁぁぁぁっ!!!!」

 耐え切れず樹液を若林の手に吐き出した星野はぐったりと粗い息をつく

「はぁ、はぁ・・もう・・・やめてください・・・んっ」

 手に付いた樹液を舐め上げながら、若林はつぶやく

「くっくっく・・それはできねぇ相談だなぁ?今度はここで、俺を気持ちよくさせてくれ」

 星野の体を裏返した若林は暴れないように肩を押さえつけ、後庭に手に残った星野の樹液を指で塗りこんでいく。
 ひだを一本一本確認するように広げられルにいたって、若林の言葉を星野は理解した。

「そんなとこっ!!くぅっ!!いっ、いたっっ!!やめてくださいっっ!!」
「暴れるな・・・・力を抜け。縛られて無理にやられるのと、おとなしくして気持ちよくやられるのと、どっちがいい・・・優。選べ。」
「ああぁぁっ!!どっちかなんてっ・・・はぁうっ!!!!」
「決めれないのなら、俺が決めてやろうか・・・・ふふふっ」

  (なんでこんなことに・・・・俺はどうして・・・逆らえないんだろう・・・)
 星野は若林に翻弄されつつ、混濁していく意識の中でつぶやき続けた・・・・
 裂かれるような痛みと、強すぎる快感に思考は奪われていく。

 獲物を組み敷いた、獣の饗宴の宴は月が沈むまで続いていく・・・・。