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小さき花や小さき花びら 作 筒井百々子 東京三世社 A5 コミックス 私の大事な大事な本です。こっそりお教えします。 筒井百々子という漫画家をどれくらいの人が知ってるのでしょうか。 彼女が描くのは近未来。フロンティアとしての月、惑星の歴史。地球は疑似氷河期を迎え、主要都市すら凍りつき、地球人は他の惑星及び月を第二の地球として開発し、移住して行きます。 小型原子炉だとか換気ユニットだとか、最近の作品では超音速戦闘機の資料まで漁って執筆しているその膨大な知識も、作品の中ではただの小道具、背景の域。綿密なSF的設定すらテーマを表現するに適した舞台に過ぎず、地球が疑似氷河期に入ろうが、火星がどんなに遠かろうが、飽くまでも描く視点は個人個人の感情や夢や幸せ・・・・・・そして、「どう生きたか」。 現在は東京三世社で執筆している彼女、小学館、新書館、今は亡き大陸書房にも著書を残しています(注:絶版に関しては、ページ下や、各書店データベースでご確認下さい)。 1993 Sep. 記 2001 Aug. 筒井百々子の描く人々は、みんな穏やかで、優しい。そして強くて、泣けてくるほど潔い。 1980年というと、うる星やつらの1巻が出た年。ビックコミックスピリッツの創刊年。ドラえもんなら19巻・・・19巻というと、出来杉英才少年は、まだ単行本デビューしてません。今から二昔前です。 筒井百々子は、その1980年のデビューから今まで殆ど変わらぬ絵柄で、尚かつ現在でも十分通用するような安定したデッサン力を持っていた漫画家さん。一体どういう方なのか、情報入手の困難だった当時、とても興味がありました。 木炭画のような、やや掠れた主線の画面は絵本のように暖かく、適度に洗練されていて、とても綺麗。 その後、パソコンを購入し、パソコン通信やインターネットで筒井百々子情報を収集。少部数発行で、色んな出版社から出版、廃版、リメイクを重ねる作家さんの作品というのは、ネットというものがない時代に情報収集をするのは非常に困難。本屋での注文は勿論のこと、出版社への問い合わせや、古本屋チェックも欠かせなかった。 そしてハウス名作劇場ファンのHPにて「ペリーヌ物語」の動画チェックをされていたという情報をゲット、「どうりでデビュー当時から絵柄が安定してるわけだ」と大いに納得する。 筒井百々子のFanページの存在を知った時、その年齢幅、熱意に「やっぱり好きな人は好きなんだ・・・・・・」と、とても嬉しくなった。ここのページはリンク共にデータベースなどの内容が濃い、嬉しいページです。 実際の本を入手しようとしたら、一番お手軽なのはヤフーオークション。もしかしたら、古本価格でゲット出来る可能性も、あります。
一番最初に筒井百々子を読んだのは、友達の家に泊まりに行った時。その内の一人がこの本を貸してくれ、最後の数十ページで涙が止まらなくなって、後悔しました。「家に帰ってゆっくり読めば良かった」と。 熟練者ならではの「上手いのをこれ見よがしにしない作家さんの作品」・・・・・・という意味でも、気に入っています。 1. 1スウの銅貨COVERTSONG1( コミック 、ラポート 、¥485
、筒井百々子 、 1995/06 ) |