宵闇
謎めいた夜の欠片に 忍び逢う月の面影
ざわめいた空の星屑 墜ちていく冷めた心に
誘惑の甘い言葉を ささやいた紅い唇
移ろいに惑う瞳は ときめきを夢に導く
貴方のほうに傾く心を抑え切れなくて
抱きしめていて力強く 狂わせて見せて
雨音にとばりおろして 幻の静けさの中
絡み合う細い指先 夢心地洩れる吐息は
とろけだす熱い身体を 無防備にすべて投げ出し
漂わせていて哀しいほどに 心崩れるまで
永遠の時間(とき)を味方につけて ずっとこのままで
子供のように素直さをみせて 涙にまどろむ
大人の日々を凍りつかせて 貴方にゆだねる