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Eternity

「まずった…。」
うちに戻って、顔を合わすなりの一言がこれである。
帰りが遅いのを心配しながら待っていた彼女にしてみれば、 なんとなく不本意である。
「ただいま」でも、「遅くなってごめん」でもなく、 「まずった」ってどういう事?と、少しむくれた彼女が軽くにらむように見つめる先の人物は、 しかし、そんな彼女の様子に気付く風もなく、 慌しく靴を脱ぐと、部屋に入り、腰を下ろした。
むむ…いつもと様子が違いすぎるかも…、と思いかけたとき、その本人が顔を上げた。
普段はめったに見せることのない、明らかな動揺の浮かんだ顔だ。
なんと声をかけようか、と口をあけた茜の方を見て、ミサトはポツリとつぶやくようにいった。
「コクられた…」

え?!
「こ、告白されたって…!!」
…誰に!?と言い募ろうとして、ふと思い当たる。
「門倉さんって子…?」
ミサトは力なくうなずいた。
「ん…。」

その瞬間…正直、茜はかなりむっとした。
帰りが遅いと心配して待ちわびていたところへ帰ってきたと思いきや、 暗い顔で、どうしたのかと思い巡らして、 心配までして…なのにいうに事かいて…『コクられた』?!
「何よ、それ。もういい加減しにしてよ!」
頬を赤くしていう茜を、ミサトは黙って上目遣いに見上げる。
う…。この目に弱いんだな…。でも許せない! 牙を抜かれた狼どころか、子犬みたいな目で見られたって… ダメ…なんだから…。

茜はなるべく怒った顔を崩さないよう努めながら、大きく一つ息を吐いた。
「また...なの?」
ミサトは困ったように眉根を寄せると、俯いた。

(困るのはこっちの方なのに…)
茜は心の中でつぶやいた。
ミサトが他人から告白されるのは、この半年で、なんと3回目だった。
…しかも3度とも年下の同性からだった…。

「まったく、どうなってるのよ…」
茜は誰にともなくつぶやいた。
その一言に、ミサトは居心地が悪そうに身じろぎした。

◇◇◇

こんな風になったのも、ミサトが新しい仕事をはじめてからだった。
ドイツからやってきた新しいテーマパークのガードの仕事だ。
園内各所のスポットに立ち、客の案内をしたり、 時には警備まがいのこともする。
ミサトの念願の仕事であり、そのコスチュームも、 まるでミサトのためにあつらえたかの様に、かっちりと似合っていた。
すらりとした長身で、さばさばとした物腰のミサトは以前から同性にもてるほうではあったが、 この制服を着るようになって、その確率は数倍した様である。
定期的にパークを訪れる「レギュラー」と呼ばれる客たちの中には、 ミサトファンを公言するものもいて、実際、ファンレターなるものまで受け取ることがあるほどだった。
以前告白されたのも、一人はそういう常連の子の中の一人で、 もう一人は、同じパーク内に勤める(と言ってもミサトに面識はなかったのだが…) 清掃担当の女の子だった。
だが今回は違う…。


茜は苛立ちと困惑の混ざり合った眼差しをミサトに向ける。
ミサトはそんな茜の視線を受け、困った様に微笑んだ。
「何がおかしいの!」と言わんばかりにむっとしてみせると、 慌てて目をふせた。


今回告白してきたという、門倉都という女の子は、 ミサトたちのポジションのSTAFFのスケジュールを組んだり、 苦情を聞いたり、事務雑務をこなす、いわばマネージャー的な仕事をしている人物だった。
自然、ミサトと言葉を交わす機会も多く、ここ最近は、他のSTAFFと一緒にではあるが、 何度かプライベートでも出かけたりしたことがあったはずだった。
いわば、職場で最も近しいポジションにいる人物であり、 今までの様に、ミサトの全くあずかり知らぬところで、 一方的に好きになって告白されるのとはわけが違っていた。
そしてここ数日、ミサトの口から彼女の話題が登ることも多く、 だから茜は、今日ミサトが告白されたといったとき、 彼女の名前を思い浮かべたのだった。


茜は、ちらりとミサトの方を見た。
ミサトは床に目をやったまま、額に手を当てて考え込んでいるようだった。

「…それで?」
茜は聞いてみる。
「 … 」
「ちゃんと、言ったの?」
ほんの少し、声が震える様な気がするのは…気のせいだ。
「それが…」
ミサトにしてはずいぶん歯切れが悪い。
茜は体の周りの空気がすっと冷えた様な気がした。
「…どういう…事?」
「うん、いや、あんまり突然だったから…」
「…なに?」
「うん、ちょっと驚いて、即答出来なくてさ、そしたら彼女、 なんか誤解しちゃったみたいで。『ごめんなさい』って言って、 いなくなっちゃったんだ…。慌てて追いかけたんだけど、 つかまんなくて…。色々探したんだけど、わかんなくて。 家にも帰ってないみたいで…。」
そう言うミサトの顔は、心底彼女のことを気遣っているようだった。
「ああ、まずった。ほんとに…。」
そう言うと、大きなため息をついた。

そんなミサトの様子に、茜はなんと言っていいのかわからない。
しかし、心の底ではひそかにむっとしていた。
恋人がいる人間に告白したんだから、ふられて当然なんじゃないの、 と思う気持ちもあった。
(だいたいなによ、そんな心配そうな顔しなくたって、いいじゃない…)

「そんなに心配?」
口から出た言葉は、自分でも驚くほど、刺々しかった。
ミサトははっとしたように顔を上げた。
「心配だよ、当たり前でしょ?!」
きっと見上げるミサトに、茜は怯んだ。
ミサトがこんな厳しい表情を自分に向けることはめったになかったからだ。
だが、次の瞬間、それはこみ上げる猛烈な怒りにとって代わられた。
「何よ!そんなの、一生心配してればいいじゃない!探しに行けば?! なんなら帰ってこなくたっていーんだから!!」
涙の浮かんだ瞳でミサトを睨み付けると、 一つしかないベッドルームに駆け込んで、派手な音とともにドアを閉めた。

扉の両側で、深いため息がした。

◇◇◇

茜がミサトに知り合ったのは、ネットを通してだった。
出会ってから、一緒に住むようになるまで、茜にとってのミサトは、 常に正直で、優しくて、ひたむきに自分に愛を注いでくれる存在だった。
二人で、OFF会などのイベントに顔を出すようになり、 ミサトが意外と人見知りをする方だ、という事に気付いた。
時には、意外なほど冷たく、冷静な顔を他人に向けることも…。
そして、今の仕事についてから、自称ミサトのファンの少女達から、 いかにミサトがクールでかっこいいか、ということを、 聞かされた時にも、いま一つピンと来なかったものだ。
茜に対するミサトはあくまでも、優しくて、誠実だ。
茜はぼんやりと、1月ほど前のOFF会で会った少女に、 ミサトは「怖そうな人」だ、と言われたことを思い出した。
パークに通う、ミサトファンの子は、熱に浮かされた様に語った。
「すっごいクールなんだけど、一旦認識してもらえれば、すごく親切で優しくて、 面倒見がよくて…、そんな風にされたくて、もっともっと、と追いかけてしまう」と…。
おまけに、ドイツ語、英語を自在に操るミサトは、 職場でもOFF会でも羨望の的だった。
こうして一緒に住むようになって、しばらくになるが、 最近になって、そんなことに気が付いた。
そして、急に不安にもなった。
自分はあまりにもミサトの事を知らないのではないか…。
そんな、怖い、クールと称されるミサトを茜は知らない。
そんなにみんなを惹きつけるところを、自分が見れないのはなんだか、 悔しいような気がする。
とはいえ、その他人がこがれる腕の奥に自分がいるのだ、 という事が不思議なようでもあった。

そんな矢先の、ここ数日、ミサトが例の門倉という女性と 急激に親しくなっているらしいことに気付いた。 ミサトが夕食の時の話題に出してくるくらいだから、 別に他意のないのは分かっていたけど…。
門倉都はイギリスで暮らしていたことがあるらしく、 そういう話や、色々な話しで盛りあがる、とミサトは言っていた。 知的で話してて楽しい、と、無邪気に手放しで彼女の話をするミサトが、 ちょっぴり恨めしかった。
自分の知らないミサト、知らない世界の話しで盛りあがる二人を想像したとき、 茜は、はじめてミサトをとても遠くに感じた。


「…どうしよう…。」
思わずつぶやいた言葉は、自分でもビックリするくらい震えていた。
ミサトがずっと自分のそばにいてくれることを、 疑ってみたことなんかなかった…。

◇◇◇

話し声が聞こえた気がして、ドアを開けた。
リビングでミサトが電話をしているようだった…。少し迷ったが、思いきってドアを開けた。
「うん…うん…」
真剣な顔で相槌をうつミサト。
「誤解して欲しくないんだけど、本当に気持ち、うれしい。ミヤちゃんて、なんだか合うっていうかさ、話してて楽しいし、もっと色々話してみたいなって思ってたから…。え…それは…そ…。好きだよ。」
ドキ。
その瞬間頭の中が真っ白になる。
無性に喉が乾いた気がして、キッチンに行くと、水を飲んだ。
「分かってる、ミヤちゃんの言う、『好き』って気持ち、分かってるよ、どういう事か。…うん。…本当だよ…それは..だから・・」
長い沈黙が訪れた。
相手が話しているのを聞いているのか…。
「会おう」
ビクリ。
「会って話そう、直接。」
ミサトが時間と場所を決めるのを、茜はボーっと聞いていた。遠くのほうで声が聞こえるみたいだ…。
電話を切ったミサトは振り向いて、茜がキッチンに立ち尽くしているのを見て、ギョッとなった。
「いたんだ…。」
「うん…。」
「お茶にしようか?」

「 …。」
「会うことにしたから。会ってくれるって、彼女。」
少しうれしそうに笑った。
キッチンでやかんを火にかけながら、話すミサトが、なんだか奇妙に遠くに感じられて、なんとなく不安でたまらなくなった…。気がつくと、ミサトのシャツの袖を掴んでいた。
振り向いたミサトは、ビックリしたような、そして少し困ったような顔で微笑んだ。
ミサトはそっと腕を伸ばし、茜を引き寄せた。
つつまれた腕の中は、暖かくて、微かにミサトの着ける香水の香りがした。それだけで、もう少し、安心している…。
(ミサトさんがつけてるの…なんだっけ…たしかCKの…Eternity…。エタニティってどういう意味だっけ…)
ミサトのぬくもりのなかで、ぼんやりとそんなことを思っていた。

「明日さ、茜にも来て欲しいんだ。」
「え?!」
「みや…門倉さんに会うの。」
「 …。」
(えー…。それは…困る。そんなのヤダヨ…。)
上目遣いに、ミサトをみる。
「女の子だから、とか、そういう理由でダメなんだ、とか、そういう風に誤解されたくないし…、でもあたし、そんなうまくいえる自信ないし…。」
(でも…ヤなんですけど…)
「それに…それに、彼女、仕事のこともあるのに…すごく本当に真剣に告白してくれた。だから…私も真剣にほんとのこと話さなきゃって、思うんだ。」
そこで、コトバを切って、茜のことをじっと見つめた。
「私が真剣に好きなのは、この人だって…」
「 ……。」
(そんなこと、言われたって…)
といいつつも顔が赤くなるのをとめられない。
ミサトは茜の額に自分の額をこつんと押し当てた。
「お願い…?」
(ええ〜〜〜〜…)
と思いながら、すでに真っ赤になった茜は、こっくりとうなづく…。
(もぉ…。ずるいよぉ…)
「わかった」
その途端、キュッと強く抱きしめられる。
「サンキュー、茜」
耳元でささやくように言われ、くすぐったさに身を捩る。 少し体を話すと、ちょっぴり真剣なミサトの顔が間近にあった。
どきりと脈打つ心臓をなだめつつ、そっと目を閉じた。
ミサトの息を唇に感じた瞬間…

ピィー―――――――ッ!!!!

場違いな大音量が耳元で響く。
「わ、ちゃ、ったく!いいとこなのにぃ!」
慌てて、火を消し、うるさいやかんを火から下ろす。
アツツ…なんて言ってる、ミサトがおかしくて、クスクス笑っていると、ぎろりとにらまれた。
ぎゅっと引き寄せられて、強引な…でも優しいKISS。
ミサトの顔がちょっぴり赤いのは、触ったやかんが熱かったから、だけじゃない…。
「お茶は?いちご?もも?」
「じゃあ、ピーチで。」
「はいはい、じゃあ、クッキー出して…」
「はーい。」
そんな2人の時間が、今日は特にいとおしかった…。


◇◇◇


店に入ってきた門倉都は2人の姿を目にとめた瞬間、足を止めた。
その顔が、ショックに歪み、ひき返そうとするのを、立ちあがって駆け寄ったミサトにとめられた。
(そりゃあショックだよねえ…やっぱり来るべきじゃなかった…)
茜は心の中、一つため息をついた。
なだめられて、なんとか席についた後も、ショックのせいか青ざめた顔をしている。
裏切られた、と思っているのかもしれない…。
茜はなるべく、明るく見せようと努めて穏やかな笑顔を浮かべていた。
が、内心はかなり複雑だ…。
都は、薄茶色のさらさら髪に、くりくりとした黒い瞳がかわいい女の子だった。今はショックのせいか伏目がちで、でもその少し青ざめた頬に影を落とす睫毛は、とても長い。
(ビ、美人さんだなあ…。もしかして、ミサトさんのタイプかも…)
2人の関係を探るように、あるいはもう察しているのか、観察するように二人を見ている。
茜は相変らず、努めてにこやかに…
(でもこれって、ある意味シュラバかも…。ああ、やっぱ来るんじゃなかった…)

自分たちのセクシャリティを知る、ネットのOFF会など以外で、ミサトとの関係を公にするのは、実は茜にとっても初めての経験で、そのことに関する不安もないわけじゃなかった。…というよりは大ありだ。
こんな見ず知らずの人(茜にとっては)、しかもミサトの同僚、に打ち明けるなんて、少なくとも茜にとっては大問題だ。

ウェイトレスが注文を聞き終えて席を下がると、ミサトはこほん、と喉を鳴らした。
「えっと。こちらが、門倉 都ちゃん。仕事でいつもお世話になってる…っていうか、もう知ってると思うけど..」
ミサトも緊張してるらしい…。
「で、こちらが、佐野 茜さん。」
と、茜の方を見る。一瞬真剣な眼差しになる。茜は微かに笑みを浮かべて、うなずいてみせる。
「私のルームメートで…」
と言いつつ都のほうへ視線を戻す、優しく微笑んで、告げた。
「私の一番大事な人」

茜はこの瞬間をきっと忘れないだろうと思った。
緊張と不安とが混ざり合った、どうしようもないドキドキ、ミサトの目を見たときの安堵感、そしてその後訪れた、照れくさいような幸福感。
茜の心はどうしようもないくらいに、ぐちゃぐちゃだった。
都は、そんな茜の心の中まで見通すかのように、真っ直ぐ射るようにあかねを見つめていた。

その後、ミサトは2人のことを都に話して聞かせた。
時間はあっという間に過ぎ、結局3人は近くの洋風居酒屋に場所を移して、大いに飲み、語った。
話題はいつしかミサトと茜のことから、仕事のこと、そのほかのことへ移っていった。
都はミサトが話していたように、頭の回転が速く、本当に話していて楽しかった。そうして、店を出る頃は、茜も都のことを旧知の友達のようにすら感じるようになっていた。

勘定を終え、店を出た都は、改めて二人に向き直った。
「今日は、話せてよかった。」
茜もうなずく。
「私、女の人好きになったのなんて、はじめてだし…正直、自分でも戸惑ってた。でも二人見て分かった。そういうのも、すごく普通なのかもしれないなって。」
ミサトはほっとしたように微笑んだ。
「ミサトさん、だから彼女連れてきたんでしょ?」
「ん、うん…」
「やさしいですね。」
さあね、と仕種で返すミサト。
「やっぱり、好きだな、ミサトさん。」
「え?!」
これは茜。思わずという風に出てしまった言葉に、慌てて口を押さえる。
そんな、茜に都は楽しそうに笑った。
「でもね、二人見てて思ったんですよ。ミサトさん、すごく茜さんのこと好きですよね。なんて言うか…、なんかいつもと全然違うんだもの…」
「そう…かな?」
茜は言葉もない。
「そうですよ。なんだか、そんなことも意識しないでいいっていうか、空気がね、なんだか穏やかで…いつものなんだか張り詰めたような、ミサトさんがいない。うらやましいな」
茜はミサトを見た。ミサトは少しだけ照れたように髪をかきあげた。
「だからね、かなわないな〜って。」
茜はなんだか泣きたくなってしまった。胸の奥が熱い。
「とりあえず、でも、そんな簡単には諦めちゃうの勿体ないかなって気もしてます」
そういって、都は笑った。
「また一緒に飲みにいって、くれますか?」
「うん、もちろん」
即答するミサトに茜はちょっぴりむっとした顔を向ける。
「でも、茜も一緒にね。」
そういって、茜の頭をぽんとたたいた。
そんな二人に都が笑う、ミサトも笑った。
なんだかちょっぴり悔しいけど、茜も笑った…。

◇◇◇

都を駅まで送った帰り、ミサトと茜は並んで歩いていた。
「会ってよかった…ね?」
茜はこくりとうなずく。
「都さんがね、うらやましいって言ったでしょ?かなわないって。うれしかった…。」
「うん…」
静かな夜更けの住宅街、茜はミサトの腕にしがみついた。
「でもさあ、ちょっと今回はほんとにどきどきしちゃったなあ…」
「んー?」
「なんか…ミサトさん、遠くに感じちゃった…。すごく悲しかった…」
しがみつく腕に力をこめる。
「フェアじゃないなあ…」
ミサトは空を見上げて苦笑した。
「え?」
「今回だけ、そんななんだ、なんかフェアじゃないよ。」
ちょっぴり話の見えない茜だった。
ミサトは立ち止まると、ぎゅっと茜を抱き寄せた。
「アタシはいつだって不安なのに…。」
「ミサトさん…」
急に胸がきゅんとして、茜はミサトにしがみついた。
ミサトのシャツからは、またあの香りがした。なんだか涙が出そうで、あわてて、茜は口を開いた。
「ねえ、この香り…エタニティだよね?」
「ん?うん…。」
「Eternity ってさ…どういう意味?」
「……。」
「ねえ?」
無言のミサトに、茜は怪訝な顔で問い直した。
「『永遠』って意味だよ…。」
「永遠?」
「そう…」
少し苦笑するミサトに、茜はKISSをした。
めったにしない、茜からのKISS。
「ずっと一緒にいれるといいね」
返事の代わりに、ミサトは茜を抱きしめて、優しくKISSを返した…。


The End


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あとがき。
いや〜、ながかった(?)です。
この作品もまた、前作に続いて香水のイメージで…。今回は CKの Eternity の香りをイメージして、 書こうかな…と。
この香り自体もすっきりしていて、好きなんだけど、 やっぱりポイントはエタニティ=永遠っていうところかな、と思って書きました。
ちょっぴり、『あまあま』な小説も書いて見たかったんですよねえ(笑)
なんだか、説明くさくなってしまって、途中でイヤになっちゃいましたけどね。
これでも、かなり削ったんです。<説明(苦笑)そこらへんはもう私の文章力のなさ、ですね。
どうしようもない…。
 でも、この二人に関する設定はかなり膨らんじゃったので、また何かの機会で使えるかな、とか。思いつつ(笑)

Dec 28, 2000 M.K
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