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12月12日「ハリガネロックの20世紀最後のイベント〜俺たちの8年間スペシャル〜」レポ

 

始めに。

ハリガネロックのイベントタイトルは、いつもやたらと長い。今回も長い。でもいつも「長いだけあるよなー」と、タイトルだけで見る側の気持ちを高揚させる力があるハリガネロックに感心してしまいます。20世紀、ハリガネロックのイベントはすごくたくさん見てきたけれど、今世紀はこれが最後。きっと、すごいイベントなんだろう。

 

 

漫才

いつもの出囃子。松口くんだけスーツを着ています。なんで大上くんはスーツじゃないのかな?とおかしくなる。

ハリガネのイベントは、オープニングが漫才というパターンがいちばん好き。勢いを感じさせるから。今回も、題材的にはけっこう可愛らしいモノだったのに、ものすごいスピードで突っ走っていきました。すごかった。

松口くんが声がガラガラで、まるで西川のりおみたいだったのがちょっとイヤでしたけど(^^;、でもそんな声でも突っ走るから、なんだかよりいっそう圧倒されてしまいました・・・。

 

 

「8年間総まとめスペシャル」

 

舞台の上には、ハリガネのふたりがこの世界に入ってからの年表がまとめられていました。ハリガネになる前のコンビのことも、ハリガネロックのソロイベントの開催月やタイトルなども全部。それを見ているだけで満足しそうなほどでした・・・。

まずはNSC入学から。もちろん同期のふたりですが、ふたりの歩んできた道は、だいぶん違ったみたいです。「堂土と組むつもりはなかったんだけど」と言いつつ入学から「あっぱれ団」を現ルート33の堂土くんと組んでいた大上くんに対し、夏になるまでいろんな人と試しにコンビを組んだりピンでネタをしたりした末、現ケンドーコバヤシと「松口vs小林」を組んだ松口くん。でも松コバは、NSC在学中に「ワチャチャライブJr.」を5回勝ち抜いて、同期でいちばんに2丁目のレギュラーになったのに対し、あっぱれ団がなんとか5回勝ち抜いたのはその半年もあとだったんだそう。でもこれらのコンビを解散したのは同時期で、松コバの解散は(1995年)3月15日、あっぱれ団は4月1日。あっぱれ団はこの日、2丁目で美濃長岡、高僧野々村とイベントをやっていたという、なんだかカオスな状態。そしてハリガネ結成が4月2日というのもなんともすごい。

 

 

こんな風なエピソードを、ハリガネがしてくれるだけですごく興味深かったのに、もう、ここでゲストが呼ばれることになりました。事前にゲストの告知はなかったから、驚く間もなく、松口くんの「前のコンビのとき、いちばん憧れていた先輩です」というコールに続いて呼ばれた名前にビックリさせられました。「バッファロー吾郎さんです!」。

ゲスト:バッファロー吾郎

「うわ、めっちゃ嬉しい!」と思わず声に出してしまいました。2組だけが絡んでいるのは、意外に記憶がありません。何より、ハリガネのイベントに先輩が出るというのが珍しかったです。それがバッファローならゴーカすぎ。

 

そして、4人が話してくれた話の内容も、すごく興味深かったです・・・。

「初めて、俺ら(松口vs小林)のこと見たときどう思いましたか?」という質問から、いろいろと話はふくらんでいきました。「同系統のやつ出てきた、って嬉しかったよ」と木村さん。この「同系統」のコンビたちの苦労話。バッファローが「ABCお笑い新人グランプリ」に出たとき、彼らのネタはものすごくウケたのに、審査委員長のあの藤本義一に「これは、グルーピーが笑ってる」って言われて悔しかったこと。ウケたから、賞とかちょっと期待してたのに、発表前に賞状の名前が見えてしまって、受賞者全部分かってしまってバッファローはやっぱり入ってなくてガッカリしたこと(ちなみにその年は雨上がり決死隊、トゥナイト、よゐこなどが受賞したんだそう。ゴーカ)。

「こんな芸風でも、賞欲しくないわけじゃないねん。欲しいねん」とボヤく木村さん。「そしたら、レイザーラモンが受賞したときは嬉しかったでしょう?」と松口くんが訊き、もちろんという感じで、この先輩たちの流れを引き継いだコンビ、レイザーの話で盛り上がっていました。レイザーの話から、「今宮こどもえびす漫才コンテスト」の話へ。このコンテストには、毎年のように「キ○ガイ枠」というのがあって、松コバはそれに入ってか毎年いいところまでいっていたけれど、いつも同じ枠でG☆MEN’Sが出ていたから、「キ○ガイ枠では、あいつらには勝たれへん」と首を振る松口くんがすごくおかしかったです。

 

松口くんがこれを見て、この世界に入ることを決意したテレビ番組「嵐を呼ぶスカタン」のビデオを見ることに。これは、もちろんバッファローや、ベイブルース、雨上がりなど、当時の2丁目劇場の若手が、まだまったく名前の知られていない東京で手作りのライブをする様子をドキュメントで追ったもの。バッファローのふたりの若々しい姿や、亡くなったベイブルース河本さんの在りし日の姿にあちこちから小さく歓声が上がっていました。

松口くんはこの番組をすり切れるほど見たんだそうです。夜行バスで東京を往復する過酷なスケジュールも、就職していきづまっていた松口くんにはうらやましく映ったんだそうで、「今は絶対イヤですけどね」と笑ってましたけど(^^;。

 

バッファローが、というか木村さんが、身体を張ったツッコミをしなくなったときすごくショックだった、などと、かなりバッファローを尊敬していた様子だったのに、「そんなに好きだったのに、なんで今お前、俺にあんなに冷たいねん」と木村さんが松口くんに対してボヤくのも面白かったです。「木村くんこう見えてもめっちゃ傷つくんですよ」と竹若さんがフォローするものだからなおさら(笑)。

あと、デビューしてすぐの松コバが楽屋で、スミス灘儀さんにめっちゃ顔指されてちょっとリアクションに困ったという話も素敵でした。きっと灘儀さんもああいうコンビが出てきて嬉しかったんやね(^^)。

 

バッファローとのトークだけで、「時間大丈夫かな?」と思うくらいに盛り上がりました。最後に、バッファローから見た、ハリガネのふたりのイメージを書いてもらうことになりました。

まず大上くんに対して。木村さんは「棒」(笑)。なんかハリガネとバッファローが揃うと悪口の言い合いみたいになるのがほんとに可笑しい(^^;信頼してるんだなっていう感じがする。竹若さんのコメントは「良き女房」。あら、ちょっとええやんと思ったのですが、「自分色がない」と辛辣なコメント付き(笑)。やっぱりこの関係イイナと思う。

松口くんに対しての、バッファローのコメントには少し、感動すらしてしまいました。オープンする前から松口くんが笑いを堪えていた、木村さんのコメントは「斉藤彰俊」。「??」となるわたしたちに、木村さんと松口くんが説明してくれました。あるプロレスラーの名前で、インディから新日という、マイナーからメジャーへ移籍し活躍した選手なんだそうです(説明してる自分が完全には把握してなくてスミマセン)。松コバからハリガネになって、マニアックなどと言われる芸風から、正統派は漫才で賞をいっぱい獲ったりするような漫才師になった松口くんを、このプロレスラーに喩えたのが木村さんのコメントでした。
竹若さんのコメントは「オリジナル」。松コバのことは気になってたから、解散しても動向を見守っていて、コバはモストでそれまでと同じような路線でいって、松口くんは今までのモノも採り入れつつ、でもハリガネロックっていうコンビになって、正統派な部分もあって、という部分を、「オリジナル」と評した言葉は、すごく愛を感じるなぁと、しみじみしてしまいました。

 

 

最初のゲストがコレというのが、このイベントのすごさですね。これだけで2000円の価値あり、なんて思ってました。

 

 

 

 

バッファローが帰っていき、ハリガネのふたりになって、話は再びNSCのことへ。いくらも話すことなく、またゲストを呼ぶことに。「NSC時代のことをよく知る人」というふれ込みは、「ゲスト、わたしの知ってる人だったらいいんだけど・・・」と不安な気持ちにさせたのに・・・こんなゲスト、反則や。

ゲスト:美濃昌輝

ゲストは、みのながの美濃くんでした。彼が出てきたときの会場の揺れは、たぶん忘れられません。彼に会うのは、6月10日以来。全然変わってない。

彼は、わたしたちに感慨に浸らせる暇などいっさい与えずに、まさにマシンガンのようにしゃべりまくって去っていった、という感じでした。嵐・・・。

近況としては、まず松口くんが、みのくんが今は営業の仕事をしていて、営業成績が全国で9位だって紹介してくれてみんなでビックリしました。それを受けてみのくんが、自分の腕をポンポンと叩いて「衰えてへんでぇー」って言うのに爆笑したり。衰えてないどころか、みのなが時代よりしゃべりが立つようになったんじゃないかな?長岡くんと離れたら、彼自身ちょっと鋭くなったような気がします。

思い出話をいっぱいしてました。松口くんは当時はほんとにピリピリしていて怖くって、でもそれだけあって同期の大会のようなものでピンで優勝したこと。2丁目のライブに出るときにしなければいけなかった手売りの話。でもあのときは大北くんが人気があったから彼にだいぶ助けられたこと。今なんかより比べようもなくダサかったみのくんの服は、余裕でストーンウォッシュの上下だったり、やたらとポケットがついていたりと、想像するだけでも怖ろしい(^^;。で、そんなカッコで「ワチャチャライブJr.」に出てたけどずっと落ちてて、ある日みのくんが、たむけんに上から下まで服を借りてオシャレにして出たら合格したんだそうです(笑)。みのくんが過去の松口くんを分析する様子もおかしかったです。NSCのときの松口くんは怖いくらいに必死だったから、きっとコンピュータで同期のいろんなデータを取り入れていたに違いない。「ピピッ、ミノ・ナガオカ・・・ドウキュウセイコンビ、ホンワカムード、ピピッ」みたいに、だそうで、そんな様子も爆笑でした。

 

NSCの11期で、大上くんのあっぱれ団や陣内くんの居たリミテッドなどはA組、松口VS小林やみのながのふたりはB組だったというところからか、松口・美濃vs大上、みたいな感じの争いに終始なってたんですが、美濃くんの大上くんのあしらいかたったらなかったです(^^;。

もう、大上くんとコンビ組んだらええねんというくらいに大上くんをけなす言葉が次々と出てくる、恐るべし美濃昌輝(笑)。こんなにすごいセンスを持った人が素人だなんて・・・そんなのないよ。ずっと、「舞台でみのくんが見たい」と思い続けて、その願いがようやっと、でも思いがけず叶ったのに、やっぱりちょっと切なかったです。営業で全国9位になってる場合じゃないもん。もいっかい、お笑いで天下をとる気を起こして欲しい。そう思いました。

 

会場をすっかり美濃色に染めて、わたしたちを魅了したまま去っていった美濃くんのハリガネへの言葉は、大上くんへは「冷た〜い」。缶ジュース風・・・とにかく何をしてくれるにしても心が入ってない、みのながが解散した日も、コバとか同期のみんなは朝まで美濃くんに付き合ってくれたりとかすごく優しかったのに、大上くんだけは打ち上げもそこそこにすぐ帰ったりしたことを責める責める(笑)。でも大上くんてそういうとこありそうだよね(^^;。

松口くんへは「ジョーカー」。オールマイティの意だそう。大上くんへのコメントとうって替わって的確な誉め言葉。漫才もできる、トークもできる、仕切りもできる、たしかに、オールマイティ。そう思うとみのくんもジョーカーだね。

ハリガネがくれた素敵なプレゼントにすっかり酔っていた、12並びの日。でもイベントはまだまだ中盤。

 

 

ハリガネの歴史へ戻ります。1995年4月、ハリガネロック結成。8月にハリガネとして初めてテレビ出演。「なんの番組だったっけ?」とふたりは悩んでいたけど、それたぶん「すんげー」じゃないかな?見てたぞそれ、なんて客席で思っていました。そう思うとわたしはうまいこと、ハリガネの最初から見ているんだなと、その偶然をとても嬉しく思います。
いくつかのソロイベントを経て、翌年、舞台で月イチのイベント「VISUAL」が始まって、1年後、そのままテレビ番組「びじゅある」へ。「遠山景織子とか、出てたなぁ」と、ひとしきり彼女の悪口で盛り上がり(^^;、次のゲストを呼ぶことになりました。今までのゲストとは違った意味で、またハリガネの反則にやられることになりました・・・。ゲストは、シンドバットと次長課長。VISUALメンバーが、2年振りに「VISUAL」として揃いました。

ゲスト:シンドバット、次長課長

このメンバーが揃っておこなうことは、コーナーでした。これも「VISUAL」でお馴染みだった「ハリガネダービー」。ルールとしては、松口くんがメンバーのひとりにあることをやらせる。他のメンバーは、それの順番や何をやるかなどを、何択かから選び、それには松口くんが事前に決めたオッズが付いていてそれが得点になる、というもの。ひとりひとりの個性に合ったゲームを見られるので、すごく盛り上がるコーナーですよね(^^)。

まずは、次課長の井上くん(以下、美貌)。人のギャグをいくつか並べた中から、彼がどのギャグを選んでやるか、というもの。美貌は目隠しとヘッドフォンをして、メンバーが選んでいる様子は見えないようになっています。ギャグはどれもかなりのジェスチャー付きで、クールっぽいイメージの美貌がやるには恥ずかしそうなものばかり。その中でも一際目を引いたのが、藤井隆くんのギャグ「ホットホットダンス」。「これはないやろー」と、かなりの高オッズでした。それを予想したのはシンド森くんひとり。

目隠しを外されて初めて、美貌は何をやるか知らされるのですが、「えー・・・」と一瞬悩んだあと、やってみせたギャグに、場内ビックリしてしまいました。100%の力で、ホットホットダンスをやってる!予想した森くんも、企画を作った松口くんもビックリしてました。最初の企画からかなり盛り上がってしまいました。あー楽しい(^^)。

次は、シンドバット森くん。「森に、ギターで何か弾き語りしてと頼んだら、どんな曲をするか」という択一問題。「椎名林檎」「椎名林檎以外の邦楽」「洋楽」などの中から選びます。
ここで盛り上がってしまったのは、目隠し・ヘッドフォンをされているときの森くんの姿。ヒゲでオールバックの彼が、目玉の付いた目隠しを付けている姿は、なんとも言えず気持ちが悪かったです(笑)。さっきの美貌が、「面白い目隠ししててもカッコいいな」とメンバーも感心していたのとは雲泥の差でした・・・。

弾き語りでやった曲は、山下達郎でした。「椎名林檎以外の邦楽」を当てた河本くんと大上くんが正解。

鈴木くんのお題は、「彼に『モノマネを10個やってください』と言ったら、最近彼がハマっているモノマネ『水玉のケン』を何番目にやるか?」というもの。「1〜3個目」から「やらない」までの5択なのですが、「モノマネ10個やって」と言われてスッとできるであろう鈴木くんてすごいなぁと感心してしまいました。

結果は、4個目でした。10個全部見たかったなぁー。正解したのは、河本くんでした。ケンのモノマネが出たら会場や舞台はすごく盛り上がるんだけど、本人だけは、何で騒がれているのか分からなくてキョトンとしているのがこの企画の面白いところでもありますね。

次は、大上くんへのお題。慎吾ママの「おはロック」をかけていきなり「踊ってください」と言ったら、大上ダンスでお馴染みの振り(なんて説明したらいいんだろ?いっかいでも見たことがある人は「ああー」ってなると思うんですけど(^^;)を、曲のどの部分でやるか、というもの。みんなの予想は、かなり早いところで出てくる、というものでした。あの振り気に入ってそうだから、当然の予想かもしれません。

単純な盛り上がりで言ったら、このイベントでいちばん大笑いしたのがこのダンスのところでした。いつも静かなハリガネのイベントとは思えないくらいに盛り上がりました(^^;ああ面白かった。結果を先に言うと、あの振りは「♪いっただきまーす」のところと、かなり遅い部分で出てきたので、予想は全員不正解。でも、大上くんのお馴染みの振りって、いっこだけじゃなかったんだなぁと、大上ダンスの魅力に改めてちょっととりつかれそうになってしまいました(^^;。

最後は、河本くん。お笑いに付き物の「ミックスジュース」を作って、それの中身を河本くんが飲んで当てるまでになんかいえづくか、というもの。いくつか舞台に出てきたものの中から、松口くんが4種類選び出し、ジューサーにかけます。楽しそうな表情の松口くんが選んだモノは、牛乳、バナナ、納豆、正露丸・・・。うう、吐きそう(^^;。企画中、客席にまでこのにおいが漂ってきて、ちょっと騒然となってしまいました。

これも結果を先に言うと、河本くんは尋常じゃないくらいにえづいてました(笑)。あっという間に、いちばん多い回数だった13回を越え、大上くんと美貌が正解。

 

ここまでの総合は、1位:森、2位:大上、3位:井上、4位:河本、鈴木 となりました。最後に、逆転チャンス問題。「松口が、付き合いたくないと思う有名人」を予想する、というもの。1位の森くんは4人予想でき、大上くんが3人、美貌が2人、河本くんと鈴木くんが1人予想できる、と、上位の人が有利になっているルールです。

松口くんて、付き合いたくないタイプ多そうだから、ある意味予想するの大変だなぁと思いながらみんなが書くのを見ていたのですが、みんなめちゃくちゃ書いてる。アダマウロだなんてそんな(笑)。森くんは4人も書けるのに、当てる気なさそうな答えばかりだし・・・

目隠しを取った松口くんが苦笑するような名前ばかり、ホワイトボード上には並んでいました。そんな中で、松口くんが選んだ名前が「林マヤ」。これを書いたのは鈴木くん・・・ということで、今まで最下位だった鈴木くんが一気に逆転優勝!となりました。

 

「VISUAL」というイベントは、わたしは全部に行っていたわけではないのですが、数回行っただけでそのすごさが分かった、すごくいいイベントだったと思います。当時決して接点があったわけではない3組が、毎月あんなに面白いものを見せてくれていたのはすごいなと今でも思います。行くたびアンケートに「このイベントがテレビ番組になったらいいのにな」と書いていたのを覚えています。だから、テレビになったときはあんなに嬉しかったのにな・・・(苦笑)。なんで、舞台のVISUALとテレビのびじゅあるはあんなに違ったのかなと、これも今でも残念です。だから、いつか、舞台のほうの「VISUAL」が復活したらいいな(テレビが終わったとき記念にいっかいやったけど、定期的な形で復活して欲しかった)と思っていたので、この企画は嬉しかったです。だけど、このレポを書いている今になってみると、シンドバットの解散で、これは本当に、「最後のVISUAL」となってしまいました。きっと、ハリガネはそれを知っていたんだろうな、なんて推測します・・・最後にいっかいだけでも、見られてよかったです。「VISUAL」もこのコーナーも、みんなの楽しそうな顔が見られる、本当に楽しいイベントでした。

 

 

ハリガネ年表に戻ります。2丁目劇場閉館や名古屋でのイベント、baseよしもとオープン、月イチイベント。イベントタイトルは全て書いてある。次のゲストは、ハリガネ曰く「baseが生んだスター」。じゃあきっと若手が出てくるんだな、という予想は立ちました。松口くんがしてみせたその若手のものだと思われる振りが、ちょっとわたしにとってはイヤなモノだったので悪い意味で「ウソやろ」と思ってしまったのですが、それに反して、出てきたゲストを見て、思い切り胸をなで下ろしてしまいました・・・ゲストは、ランディーズ。そうか、ランなら納得だ!(^^)

ゲスト:ランディーズ

ハリガネとランディーズが絡むのを見るのは久しぶりのような気がします。昔はよくハリガネのイベントにも出てたのにね(^^)、でもその頃を思うと、ほんのちょっとしか経っていなくても、ランディーズはほんとに人気者になったなぁ、とシミジミと思います。でも、そんな風にして出てきたランディーズを、松口くんは「○○が来ると思ったのにー!」などとやたらと冷たくあしらっていました。このノリは最後まで続いて、かなり面白かったです。

 

その、冷たくあしらう続きのような感じで、ランディーズに、ダンスや大道芸をさせるハリガネロック。後半は、大上くんがランディーズに大道芸を習う、というコーナーのようになっていきました。高井くんの鼻釘、ターチンの火食い・・・火食いは初めてナマで見たので嬉しかったなぁ。ランディーズのコンビでの連係プレイもお見事、でした。そんな芸をさせられる大上くんですが、鼻釘は怖がっていて全然できなかったのですが、火を食べるのは、あとちょっと、というところまでいっていました。火をペロペロなめたりして、そこまでできたらあと少しだなぁ、という感じでした。大上くん、こういう道でもイケるかもしれないね(笑)。

 

 

最後のコーナーは、のんびりムードで過ぎていきました。でもいちばん見ものだったのが、「後輩をいじめる松口くん」。ランディーズあたりだとそれが、いちばん生き生きするような気がします。そんな松口くんが見られたのがいちばん嬉しかったかもしれません。

 

エンディング

ハリガネ年表を締め、エンディングへ。長いイベントだったけど、「もう終わりか」って思いながらでした・・・。

ゲストに1組ずつ感想を聞いていきます。やっぱりちょっと美濃くんに釘付けでした。ゲストの順番、本当はNSC時代のほうを先にやるつもりだったんだけど、みのくんの仕事の都合でバッファローのほうが先に出ることになったんだそうです。仕事の都合かぁ、サラリーマンにはこの時間、たしかにツライよな、なんてちょっとシミジミしたり。告知もあって、みんなそれぞれのソロイベントの告知をしているのに、みのくんだけ「あす、9時半から仕事なんでよかったら見に来てください、天王寺エリアです」とか言っているので、もう逆に笑ってしまいましたけどね。ほんまに衰えてへん。

 

 

 

 

 

先輩・後輩・同期、現実的に考えられる中でいちばんゴーカといえるゲストばかりを呼び、すっかり客席をシビれさせたハリガネロック。大好きなハリガネロックのイベントに出るのは、決まって好きな芸人さんばかり。だからなおさら嬉しくなって、またハリガネロックを好きになっていきます。

でも・・・どれだけゴーカなゲストが来てくれても、ハリガネロックのイベントの場合、これが「ハリガネのイベント」だということを決して忘れさせないところが、すごいところだなと思います。好きなコンビがたくさん居て、その中でそのときどき、旬のコンビが微妙にコロコロ変わるわたしですが、どれだけ旬のコンビが出てきても、やっぱりこれは、ハリガネロックのイベントなんですよね。当たり前のことだけれど、いつでもその中心にハリガネが居る。またハリガネロックに夢中になる。

20世紀最後の、ハリガネロックのソロイベントは、ハリガネが歩いてきた道をしっかりと再確認させられた、歴史に残るイベントでした。世紀の区切りなんて関係ない。ハリガネがある限り、ハリガネにはついていけると思う。きっと、ファンにとっても、自分たちがハリガネとともに歩んできた道を振り返させるイベントだったのではないでしょうか。少なくとも、わたしにとってはそうでした。これからも、自分とハリガネを信じて歩いていくつもりです。

(2001.2.14記)

 

 

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