12月9日 300人限定「シークレットトークライブ」レポ
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シェイクダウンのアフターライブを見るのなんて初めてじゃないかな?コンビのソロイベントとしてアフターが開催されるのも、わたしの記憶にはありません(久馬さんのピンのイベントなら何回か覚えてるけど)。300人限定って、baseならいっぱいに入れてちょうどそれくらいやし、シークレットライブって、いっぱい告知してたし、と、最近のシェイクらしい、ツッコみどころのいっぱいあるイベントタイトルがおかしかったです。 で、客席を見てみたら、うーん、300人にはちょっと足りないくらいかなぁ?というお客さんの数だったのでもっとおかしかったです。「話製シェイクダウン」以来のトークイベント、楽しみです。だけど・・・心によぎる暗雲を、全て振り払うことは、開演前はできませんでした。
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いつもは、ソロイベントの漫才のときによく流れる出囃子、ハウンドドッグの「シェイクダウン」にのって登場するふたりを、ちょっと複雑な思いで眺め、何よりワクワクするこの出囃子を、少し切ない気分で聴きました。でも、きちんと向かいあうのは2か月ぶりと、けっこう久しぶりのシェイクダウンのふたりを前にしたら、「やっぱり楽しもう」と思わされました。これから1時間、シェイクダウンオンリーの素敵な時間。
のっけから久馬さんの「シークレットなのによく入ったな」と感心する姿には爆笑させられました。そこから、「最近どうしてる?」みたいな、ほんとにごく普通の微笑ましいトークへ。ゴトーさんは、パソコンを買おうと思ってバイトを始めたんだそうです。レンタルビデオ屋と本屋が合体したようなお店で、深夜のバイトなのに時給が780円(だったかな?)とかなり安くて大変。万引きが多いのでもっと大変、という話。久馬さんもバイトしているんだそう。シェイクも大変なんやなー。久馬さんのバイトは、ビデオ試写室だそう・・・似合わない(^^;。しかもそこで、黒人のお客さんに犯されそうになったんだそうです・・・。そのときの様子をしゃべってくれたんですが、久馬さんが慎重派でほんとによかった、とホッと胸を撫でおろしたのでした(オオゲサ?)。
ゴトーさんが福岡の仕事のときに新幹線にウォークマンを忘れ、電話して郵送してもらったときに、自分の名前の漢字の説明に困ったという話。「後藤秀樹」の何が困るねん、とも思ったのですが、「秀」の字の説明に困るんだそうです。「秀才の秀、って言うのも恥ずかしいし」とのこと、なるほどね。でもゴトーさん「秀でる」という字の読みかたを知らなかったのには驚きました・・・あ、いや今さらゴトーさんが漢字の読みかた知らなくても驚かないか(大失礼)。ちなみに久馬さんは「オレは簡単や。『久しぶりに馬が歩く』だからな」だって。アハハ、ほんまやー。
季節外れの幽霊の話。ゴトーさんがNGKの楽屋で遭った金縛りは、ちょっとほんとに怖そうでした。でも、寝ていて急に体が動かなくなり、耳元に誰かが寄ってきたときに「え?久さん?」って思ったっていう、そのゴトーさんの感じがかなり可愛かったです(^^)。それを受けて、久馬さんが話し始めてくれた金縛りの話は、もちろんまるまる嘘でしたけど・・・(^^;。
中盤以降は、ゴトーさんはひとり暮らしをしないのか?という議論になっていきました。彼が実家暮らしをやめられないのにはいろいろ理由があって、「電車に乗ってるといろいろと面白いことがある」「親のそばにいないと親が不安だ」「高槻が好き」などなど・・・それをいちいち検証していくという感じでした。 電車の中の面白いできごとの代表的な例は、電車の車内で、子供10人くらいのグループが居たんだけど、そのグループ全員が、背中に「メガネ」と書いたトレーナーを着ていた、というのがありました・・・何やねん!とゴトーさんすごく興奮しながらしゃべってました(^^; 高槻トークも面白かったです。「高槻に住もうと思うのがわからん」と久馬さんはボヤき、「昔はよくネタ合わせしに行ってたんだけど」と、ゴトーさんちの月明かりの話などで妙に盛り上がり、「岸和田VS高槻」という闘いでは、「高槻祭りとだんじり祭り」「(出身有名人)槇原敬之、京本政樹VS清原」など、やっぱりなんとなく高槻って不利なような気にさせられてしまうのでした。でも、ゴトーさんが高槻出身っていうのは納得いくんだけど、久馬さんが岸和田出身って未だになんかすごく違和感があるなぁと思います。 「家にお金は入れてない」というゴトーさん。「なんで?」と訊く久馬さんに、「受け取らへんから」。でもよく訊くと、こないだパチンコで一気に11万円買ったとき、いきなりポンと6万円渡したら泣かれた、というのがあったからだそうで・・・そりゃ普段渡してない人が急に6万円も渡したら驚くよね・・・とちょっと呆れてしまいました(^^;。 久馬さんとはいえば、実家暮らしどころか勘当されてるので、家に帰れないんだそうです。そして例によって、「勘当されてる」の意味がいまいちよく飲み込めてない後藤秀樹29歳(笑)。「戸籍はどないなってんねん?」なんて訊いてきていたので久馬さんも混乱したのか、「苗字はない」ということになってしまいました。現在、久馬さんの名前は「歩」、「優香」みたいなもんやな、と妙に納得するふたりがすごくおかしかったです。
後半、何故か雑学対決に。お互い1問ずつクイズを出し合うことに。久馬さんからゴトーさんへの出題は「YシャツのYは何の略?」。ちょうど久馬さんがスーツを着ていたので、そのシャツを凝視するゴトーさん。でも、この問題の答えは「ホワイトの略」、久馬さんが着ていたのは赤いYシャツだったので「これあんま見んほうがええで」と、的確なヒントを出す久馬さんをちょっとすごいなぁと思いました。結果は、ヒントを出しまくって、なんとか正解、という感じだったでしょうか。 ゴトーさんから久馬さんへの出題は「阪神・舩木の年棒は?」という、おおよそクイズらしくない問題(笑)。久馬さんもビックリしてました(笑)。それの返しとしての、久馬さんの言葉「俺の年棒何位?」っていう質問も笑けました・・・。「1億位」だそうです(^^;。 あとなぞなぞが1問。久馬さんから後藤さんへ、「お父さんが子供に、時計の見かたを教えていました。『1時が13時、2時が14時・・・12時は0時だよ。』すると子供は『0時じゃダメだよ!』と言いました。何故でしょう?」という問題を。わたしも分からなかったので、時計の絵を描いたりしながら一生懸命考えるゴトーさんと一緒になって考えてしまいました。そして、答えを導き出したのはゴトーさんのほうが早かった。「分かった!鳩時計!」と叫ぶゴトーさんはやっぱり妙に可愛かったですね。正解は「0時だと鳩時計の鳩が出て来られないから」でした。久馬さんもこういうときは、ボケまくった問題とかは出さないんだなぁ、なんて思いました。
こんな風に、何気ないトークで、親密な1時間は過ぎていきました。もうエンディング。 エンディングは、12月にこのあと名古屋や福岡でやるシェイクダウンのソロライブ「年越しライブ」の告知や、イブの日の「ハイブローライブ」の告知などがあり、やっぱり雑学対決を引きずっているのか「シークレット」という英語のつづりをゴトーさんに書かせたり、最後は何故かいっぽん締めで終わっていったり、最後までボケまくっていて、なんとも言えずシェイクダウンらしい、ライブの終わりかただったと思うのです。
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1月以降のbaseのスケジュールにシェイクの名前がないことには気付いていて、正直、ものすごくビクビクしながらこのイベントに足を運びました。解散?いやまさかシェイクに限って。ほらだってNGKには出番あるし。あんなすごいイベントする人たちが解散なわけないよ。12月だって名古屋や福岡でまでイベントしてるねんで。解散じゃないな、きっとbaseを卒業するだけや、シェイクならそれにいちばん近いし。・・・ものすごい葛藤でした。どれだけ状況証拠が揃っても信じられなかったし、信じたくない、という気持ちのほうが先に立っていたかもしれません。
この1年、解散ライブをいくつか見てしまっていたから、解散ライブの独特の雰囲気というのは分かっているつもりでいました。、今回このイベントを見て、それとはまったく雰囲気が違ったので少し安心したあとに、ファンクラブ会報で解散を知ったから、ショックはよけいに大きかったです。 最後のライブだったのに、芸人さんは上のバルコニーに誰も見に来ていませんでした。それは、気遣いだったのか、他の芸人さんも知らなかったのか、それは分かりません。だけど、「誰も来ていない」ことが、免罪符のように、わたしを少し前向きにさせていたことは確かだったのです。
このトークライブで、わたしが本当に大好きだった「シェイクダウンのソロイベント」は終わりました。シェイクのネタイベントでは、驚くような設定や壮大なスケールの物語などに飲み込まれ、しばらく抜け出せないことも何度もあり、いつまでも、そういう風に酔わせてくれるものだと思っていました。これから先にもうそれがないのかと思うと、今まで見てきた大好きな「シェイクダウン」シリーズは、面白すぎる、すごすぎる幻影だったのかな、とすら思ってしまいます・・・。 このラストライブは、それらのイベントと比べて、もっと日常的な、等身大のシェイクダウンを見せてくれるものでした。このライブの中でふたりも言っていたけれど「ラジオみたいな」感じ。きっと、これは最後のファンサービスだったんだろうな、と、少し落ち着いた今となっては思います。
ありがとう。今までずっと楽しませてくれて。シェイクダウンのふたりと、シェイクダウンのソロイベントに関わってきた人に、今言えることはこれだけです。 (2001.2.6記)
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