3月16日「SUPER base
OKAYAMA」レポ
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岡山に吉本の劇場ができてちょうど1年くらい経つのかな?春の日射しを感じられるこの日、わたしは休みをとって、ひとりで岡山の劇場を訪れてみました。岡山自体はしょっちゅう遊びに行っていたのでわたしにはお馴染みの街なんだけど、ここでお笑いを見るのは初めてです。あんまり、「お笑いっぽくない」街だと思う。初めて、岡山でお笑い観覧。しょっちゅう行っていた岡山を訪れるのも久しぶりになりました。関西以外の劇場で、ソロイベントじゃない通常興行的なライブを観るのは初めての経験です。昼下がり、岡山駅に降り立ちました。 友達に車で劇場まで送ってもらったのですが、劇場が商店街のど真ん中にあるのに驚きました。当日券で入ってみると、劇場というよりも、テレビのスタジオのような雰囲気でした。平らな会場にパイプ椅子が並べられて、キャパは150人くらいかな?お客さんの入りは、半分くらい。余裕を持って、見ることができました。base初期の頃みたいでなんだか懐かしい。 会場で知ったことなのですが、この日は、出演5組中2組が代演となっていました。ケンドーコバヤシに代わってチュートリアル、ルート33に代わってロザン。岡山でコバを見るのを楽しみにしていたのに、簡単に代演立てちゃうんだな・・・代演のコンビも好きなコンビばかりだからいいといえばいいんだけど、すぐ予定を変えられてしまうことに対して、残念に思いました。せっかく大阪から来たのになぁ。
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MCは$10。今日の$10はふたりともなんだかご立腹(笑)。浜本くんは愛車のバイクを盗まれ、白川くんはロケ車の中でカバンを盗まれ、そりゃ立腹するよな、という感じ。でも浜本くんがいちばん熱弁を奮っていたのは、「地下鉄の切符を、普通より多い料金で買ってしまった。料金が足りないときは自動改札はバタンと閉まるのに、多いときはそのまま通すのはどういうこと!?」ということに対してでした。この損害金額は40円やのにさ(笑)。バイクのほうで怒ろうよ(^^;。 1組ずつ呼び込んでトークします。こういう形式って、今baseでほとんど見ないのちょっと新鮮です。MCとの絡みがいちいち見られるのも嬉しい。コーナーひとつ得した感じ。 チュートリアル ロザン ブラックマヨネーズ サバンナ
あとは「ガッチャン」という、このライブが放映されている岡山のテレビ番組の企画でやっているコンビも紹介されました。男女コンビなのですが、どちらもタレントさんのようです。漫才コンビというか、この日初めての漫才をするということみたいです。$10などとはもう顔なじみみたいで、楽しそうにトークしてました。
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コンビネタ
ケンドーコバヤシの代演です。実はわたしが岡山駅に着いたときに、同じくらいの時間に岡山に着いたらしいチュートリアルのふたりを偶然、駅の構内で見かけたのですが、baseの付近で見かけるときと違って、ここが岡山やと思うと、なんだかやたらとテンションが上がってしまいました(^^;。 ネタは漫才。ツカミで徳井くんのあの「ボケなし漫才」をやられると、もう何回見ても笑ってしまいます。このツカミ、たまんないですホント。真顔の徳井くん、ずっとビックリしてる福田くん、どっちもサイコー。しかもそのあとは、徳井くんがおっさんと恋に落ちるネタへと入っていったもんだから、反則度は倍増でした。福田くんはずっとビックリしっぱなしな上気持ち悪がるというツッコミも入るのでそれを見ているだけで面白いのに、徳井くんが見せる「恋する少年」の表情がどこかとんでしまっていて・・・この、入りこんでしまった徳井くんは、必見やと思います。どれだけ入りこんでも、しゃべることは忘れないしね(当たり前だけど、チュートリ漫才の醍醐味はあの早口にもあると思うので・・・)。
ルート33の代演。当日会場に来るまで代演を知らなかったのでビックリ。でも最近観る機会の減ったロザンを思いがけなく観られるのはなんだか得した気分でした。 ロザンのコントを観るのはすごく久しぶり。ここのところガブンチョでも漫才ばかりやっていて、ロザンは絶対にコント派のわたしはずっと物足りなかったので、ちょっと嬉しかったです。この日のコントは懐かしの「バカ」でした。賢い受験生が宇治原くん、アホの家庭教師が菅くん。大きな声でワーッと勢いのあるネタで、たぶん今これを新ネタとして見たら大きな声がうるさいと思うのかも知れないけれど、当時はそれが新鮮で、あまりに直截的なタイトルもロザンらしくて、ちょっと好きだったネタでした。 今、baseでロザンを観ようと思っても、とても落ち着いて観られる状況ではありません。客席のせいか、ロザン自身のせいか分からないけれど、客席が落ち着かなくなった時期と同じくしてロザンのネタも落ち着かなくなったような気がして、残念だなぁとずっと思っていました。この日は、代演だったせいか、客席もごくごく普通で、昔のように、すごくのんびり、ロザンのネタをじっくりと楽しむことができました。そのおかげか、ロザン自身もいつもより面白かったように思います。観る側も環境に惑わされない強さを持たないといけないな、とも思うけれど、それでもやっぱり、「いつもこんな風に観られたらいいのに」と思ってしまいました。こんな環境、もうbaseでは手に入らないのかな・・・。
岡山はMCもネタがあるんやー。お得やなー。ちょっと嬉しかったです。白川くんが乗った飛行機。彼の席はエコノミー席・・・そこでスチュワーデスは・・・のコント。このネタ、なんだかよく話題になってる気がするけれど、わたしが生で見たのはまだ2回目くらいでした。いっかい目は3月のNHKのコンテストを観覧しに行って見たのかな?だからいっぱい楽しむところがありました。音楽あり、見た目で楽しいところあり、もちろん言葉のボケいっぱいあり。そりゃー話題になるよなーって思います。 昔から浜本くんの「お笑いの才能」ってすごいな、と思ってきたけど、最近とみに、「ほんとにすごいわこの人・・・」って思います。それに対して、白川くんのつかみどころのない雰囲気がわたしはあんまり好きじゃないこともあったんだけど、彼にもなんだかすごく味が出てきて、$10はすごく良くなってるよな、と生意気にも改めて思ってしまいました。それは、漫才でもコントでも同じことです。
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会場のお客さんにとった事前アンケートでの悩み相談に答えるというもの。出演は、チュートリアル、ロザン、MCが$10です。 最初の悩みは「4月から大阪でひとり暮らしすることになったが、ひとり暮らしも都会も怖い。」というもの。舞台の上を見まわしてみると、チュートリもロザンも、みんな実家暮らしなんですよね。チュートリとか京都だし、けっこう遠いんじゃないかなぁと思うのですが「ひとり暮らししようとは思わない」と福田くんも徳井くんも、口を揃えて言ってはる。よっぽど実家の居心地がいいんやね。ロザンもそんな感じ。対称的に浜本くんが「中学出たときからずっとひとり暮らし」なんだそうです。ひとり暮らしの良さを熱く語る浜本くん・・・この日の彼はほんとによく喋っていました(^^)。 「親に貸したお金が返ってこない」という悩みからは、バイトの話になりました。福田くんは高校生のとき、流しそうめんを流すバイトをしていて、それがすごく上手くて主任にまでのぼりつめ、大学生のバイトの人とかにめっちゃ偉そうにしていたんだそうです。時給もすごくよくて、みんなビックリしてました。京都ならではのバイトやなぁー。浜本くんは、ロッテリアで3日間だけバイトをしていたんだそうですが、3日でやめた理由というのが、入って研修ということでビデオを見させられたんだそうですが、それがあまりにも当たり前の内容だったのでバカバカしくなってやめたんだそうです。「先輩に出会ったら挨拶をしましょう」とかね・・・でも、ロッテリアでバイトをしようと思った理由が、「可愛い子が居たから」だったそうなので、どっちもどっちやなーと思います。 「ダイエットしたい」という悩み。太った子はどうだろう、ということで、ポッチャリした子がいいか痩せてる子がいいかという話になりました。みんなでワイワイ言うてたのですが、白川くん曰く「なんでもいい」だそうです。なんでもいいて・・・言い切ったもんですねぇ(^^:あと、胸がある子がいいかないほうがいいかというトークにも。他のみんなは「あるほうがいいかな?」という感じだったのですが、宇治原くんだけは「ないほうがいい」と言い切っていました。こういうトークを聞くと、なんとなくリサーチをしたような気分になりますね。 「友達が少ない」という悩み。ここでは、大学の話。そーいやロザンもチュートリも大学行ってたんですね(徳井くんは中退だけど)。そんな徳井くんは、大学でサークルを作ってたんだそうです・・・うわ、大学生っぽいわ〜。しかもアウトドアサークル「グリース」というもの。よく聞いたら宇治原くんもサークルを作ってたそうです、これもまたチャラく、イベントサークル「タン」というもの。みんなチャラいわ〜。お笑いやるような人でも、そういう普通の大学生活を送ってたりもするんだなぁ。わたしはちょっと変わったサークルに入っていたので、そういう華やかな大学生活もよかったかなぁとも思ってしまいました。 その他、「お父さんのことがキライです。好きになるには?」という悩み相談などがありました。悩み相談とは思えないくらいに芸人さんが自分たちの話で盛り上がって、ずっと笑っていました。特に浜本くん、ホンマずーっと喋ってたなぁー。かなり、笑わされました。楽しかった。
その後、「ガッちゃん」の漫才を経て、後半のネタへ。
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コンビネタ
「西成区連続殺人犯」のコント。小杉くんが働いている喫茶店へ、指名手配通りの犯人(吉田くん)がコーヒーを飲みにやってくる。この週のガブンチョでやっていたコントです。 ブラックマヨネーズらしいな・・・とすごく思うネタでした。キレた殺人鬼なのに、少し可愛らしさもある吉田くんも、殺人者に怯えながらもなんだか少し彼を許容している感のある小杉くんも。観終わったあとに、「面白かった」という気持ちと、切なさが残る。人間ってなんなんだろう?なんていう、すごく深い気持ちさえ掘り起こされるのがすごい。こんなネタをできて、それを大きな笑いに変えられるコンビは、わたしが知っている範囲では、ブラックマヨネーズしかありません。こういう感想は、もちろん岡山で観ても同じです。いや、余計に、印象に残ったかもしれません。フルバージョンを、全力でやってくれているというのは、ガブンチョのときよりも舞台に近い位置の客席で見ていたので、しっかり分かりましたしね。あったかい春の休日らしからぬコントだったけど、すごく心に残りました。
八木くんの心の中の、天使の声と悪魔の声のコント。高校生の八木くんが、勉強すべきか遊ぶべきか悩んでいたら出てくる、高橋くんが操る人形の、天使ちゃんと悪魔くん・・・。なんだかサバンナはこのネタよくやってますよね。その割には、突き抜けたものは少ないと思うのですが、あとから来るクスクス笑いはかなり、尾をひきます。特に、第3のキャラの唐突な登場の仕方なんて、フフ。サバンナのコントはどれも大好き。高橋くんの発想とキャラがすごく好きです。だからこの日の岡山は、代演があってもなくても、「当たり」なメンバーでした。
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MCは白川くんと、さっき漫才してた女の人(名前覚えてなくてゴメンナサイ)。出場者が、サバンナ、ブラックマヨネーズに、浜本くんとガッちゃんチームの男の人(やっぱり名前覚えてなくてスミマセン)がコンビを組んで(スペシャルチーム)3組で対抗。ゲームを行なって勝ったチームが、パネルを引いて、それをミックスジュースにします。そして他の1組を指名して、それを飲ませることができる、という企画でした。コーナータイトルもあったと思うのですが聞き取れなかったです。
ゲームは「トリプル尻相撲」「トリプル風船割り」「トリプル逆立ち」「トリプル目隠しタッチ」「トリプルコンビ早着替え」など。3組で戦うわけですが、どうやら、浜本くんとサバンナが結託して、ブラマヨを陥れようとしていた模様(爆笑)。とりあえず小杉を押さえろ!と首を絞めたり舞台から落としたり、やりたい放題!わりかし罰ゲームに強いと思う男気な杉竜がヘロヘロになっていくサマを見るのはかなり、楽しかったです。しかも、標的はよっさんではなく杉竜のみなんですよね(^^)。子供みたいにやりあう芸人さんの姿は、観ていてすっごく楽しかったです。 結局、5回のゲーム中、4回で、ブラマヨがパネルを引かされてました。ブラマヨミックスジュースの内容は、「牛乳・マヨネーズ・明太子・正露丸」だったのですが、ついでに他のんも全部入れてしまえ!というので、「よっちゃんいか・あんこ・カール・生レバー」まで放り込まれる始末。残りの1回はスペシャルチームが引いていたのですが、それが「ビール」だったので、「舞台で酒飲んでいいの?」と嬉しそう。そんなわけで全てがブラマヨ、いや、小杉イジメの方向へ向かっていきました(笑)。 もちろん、ミックスジュースを飲むのは小杉くん。よっさんは牛乳を渡されて「飲め」と。で、浜本くんや高橋くんは、ごく普通に牛乳を飲むよっさんを「吉田、偉いぞ!」と誉め称えてました。当の小杉くんは、やっぱりけっこう罰ゲームでは頑張るので半分くらい飲んでましたが、途中で耐えられなくなったのか、舞台からハケてしまい、なかなか帰ってきませんでした、アハハ。
そしてエンディング。ワイワイした雰囲気を引きずったまま、告知など。楽しいライブでした。
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地方だったら、なんだか手を抜かれそうだなという危惧はどうしてもありました。地方じゃなくても、「余興」とか「学祭」とか何回か行ったけどそういうの多かったし・・・。でも、全然そんなことはなかったです。ネタは面白いのばっかりだったし、コーナーふたつも、かなり、盛り上がったしね。お客さんも多すぎなくて、普段のbaseもこんなんだったらいいのにな、と思わせられるほどでした。まぁもしかしたら、この日に限ってのことかもしれませんけども・・・(^^;←(テレビの収録があったから。ま、そのおかげでテレビの企画モノまで見させられたけど)。だとしたら、この日に休みをとって正解やったなと思います。 お笑い関係で遠出をするのは実は大好きです。もともと旅行が好きだからというのもあるとは思いますけどね。ひとり旅も好き。お笑いも旅行も好きだから、オカネと暇さえあれば、岡山でも名古屋でも福岡でも東京でもガンガン行きたいのですが、なかなかそうもさせてくれません。だから、こんな風にたまに遠出すると印象に残ります。そして、どうせ遠出するのなら、面白いモノを見たい。だからこの日、それが、いいライブの日でよかったです(^^)。 (2001.5.16記)
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