3月4日「モストのこびこびサタディ」レポ
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初めて「あの噂」を聞いたのは、いつだったか忘れました。でも、前のイベントタイトルがああだったし、今回も・・・って、もちろん思っていました。だって、相手はコバ。あの2丁目のホラ吹き王です。そして、コバがムラコを離すわけない、という思いももちろんありました。 愕然としたのは、2月28日、ガブンチョの帰りに「4月のスケジュール出てるかな?」と、駅の売店で買ってみた雑誌「ぴあ」を見て、でした。3月4日のソロイベントで、モスト解散って書いてある。ぴあに載ったということは、「正式発表」ということになる。電車の中でそれを読んだわたしは、それでも「モストのことだから」と信じられないでいました。解散する理由もないし。 どうしようもない想いで、土曜日を迎えました。途中、みのながのイベントで癒されたりしました。11期生で受けるかもしれない傷を癒すのは11期生なんだ、って、思ったりしました。それまで、正式発表であるにも関わらず、掲示板などには書けないでいました。3月4日。ドッキリって言ってほしい、今回ばかりは、ドッキリ大嫌いなわたしも許すから・・・。 イベントそのものは、すごくすごく楽しみにしていました。だって素敵なタイトルだし、モストのイベントだし。
当日券で入りました。すごい人・・・今まで行った2回のモストのイベントの客席はガラガラで、ぴあで獲る意味ないやん、というほどだったのに・・・。みんな、ぴあを読んで来たんだろうか。そうだとしたら、ますますいやな予感は募る。 イベントが始まる直前、またいやな予感を増幅させたこと。劇場舞台に向かって右側にあるバルコニー。ここに、芸人さんが、たくさん座りだしたこと。サバンナ、礼さん、COWCOW、灘儀さん、吉本くん、諸岡くん、ビリジアン、他確認できないくらいにたくさん。剛や久馬さんは客席にいた。もともとモストのイベントにはたくさんの芸人さんが見に来るけれど、この数は尋常じゃない。そして、いつもならそれぞれ席を立ったり座ったり、うろうろしているはずなのに、みんなしっかり腰を下ろして動こうとしない。誉が解散したときと一緒・・・。 でも、会場に入ったとき、テープで声が流れてた。コバの声で、一定間隔をおいて「いらっしゃいませ!」と、元気な声。今まで、ファッキンとかでこんな風に声だけ流れてるのあったね。そんな感じ。こんな風に挨拶して、これが「こびこび」ってことなのね、と微笑ましくなりました。それと、わたしは当日券だったので知らなかったんだけど、入場のとき、入る人ひとりひとりに、ジャニーズの滝沢くんの生写真が配られていたらしいです(あとから友達に見せてもらった)、アハハ、こびすぎー。
オープニングは、ある意味衝撃でした。まさかこう来るとはね。このへんからはもう純粋に、モストのソロイベントを楽しんでいました。 ふたりが出てきて、舞台の端と端に立つ。コバが口を開く。「もう、噂などでご存じの方も多いと思いますが・・・今日で、モストは、解散します!」とふたりがアタマを下げる。そして、舞台の幕が閉じて、客電が付く。会場大爆笑。これでイベント終わっちゃった。「ムチャ」のときとパターンは一緒だけど、何度やられても笑えるね。 ふたたび幕が開いて、スクリーンに映像と字幕が流れる。 「衝撃の解散から早1分!」 っていうフレーズに、また爆笑。「あのコンビが帰ってきた!」ということで、「モストのこびこびサタディ、スタート!」 なんかもうめちゃめちゃ笑ってました。もう、こういうセンスって大好きー。 「モストのこびこびサタディ」は、ここから始まり。まず、ニット帽はともかく、半パン姿っていう見たことない格好のコバが可愛く登場。カラオケを歌う。ラルクアンシエルの歌かな?(タイトル分からず。ここ1年のヒット曲に疎い)。・・・ていうか、可愛らしく歌うだけ。歌上手くて、素敵だけど、歌うだけ(笑)。 次は、ムラコ登場。豹柄のカウボーイハットに、やっぱり半パンってカッコで、ポルノグラフティの「アポロ」。コバとは対照的に、やっぱり、ヘタクソ(^^;。そして、歌詞覚えてなくてアワアワしすぎ。 それから、ふたりで歌。何の曲か分からないけど、「とりあえずヒット曲を歌ってみました」ってことらしいです(笑)。そして、「では、あるある漫才をします!」と、ふたりで可愛く漫才へ。「モストデンジャラスコンビのコビヤシです」「ムラコビです」と、「こびこび」をアピール。ネタは、どこかで聞いたことのあるような、ほんまのあるある漫才。オチで、コバがツッコんだら、また歌が始まる。福山の「情熱の花」。このパターン(あるある漫才→歌)を2回繰り返してました。ちなみに2曲目は、キンキキッズの「フラワー」。歌が終わると、2丁けんのデビュー当時のオチのときのポーズ(ピストルの手をしながら「2丁拳銃でした!」って言う・・・)みたいなカッコで、「以上、モストデンジャラスコンビでした!」。 そしてもう1曲。この曲も知らない歌だったー。「モストのこびこびサタディ、スタートです!」ってコバが言って、ふたりでハケていきました。コビすぎイベント・・・。
普通に街を歩いているモストのふたり。ムラコが、ビデオカメラを持って、ふたりで鳥の姿をビデオに収めようとしたり、花屋さんでお花を選んだり・・・一見普通なんだけど、やっぱりちょっとコビてるVTRでした。すごくきれいな映像で、そして、普通にしていても、ふたりの仲の良さそうな姿に、ちょっと胸をしめつけられるような気持ちになりました・・・。
ふたたびモスト登場。ピンク色の全身タイツ姿で、「可愛いショートコントやります!」。可愛いショートコントというよりかは、面白くないショートコントっていう感じかな?でも、このカッコで、モストがやると、やっぱり可愛く見える(^^)。 数本のコントをやり終えたモストが満足げな顔を浮かべているところへ、客席から声が飛びました・・・スポットライトが客席にも当たる。あ、作家の寺本さんが大きな声を出している。「モストのやりたいことってこんなことなのか!?」「金返せ!!」そして、客席に広がる「金返せコール」(わたしものってやってしまった)。舞台で、わざとらしく慌てふためくコバ、「えっ、でも、僕らはただお客さんに喜んでもらいたかっただけで・・・」。そんなコバを、ムラコも責める。混乱したコバは、舞台からハケてしまう。 ひとり舞台に残されたムラコは、「コバを呼び戻すために、ひとりでできることは何だろう?」と考え、それが「ギャグ」であると思いつく。恒例の、ギャグ10連発。 「1発目〜!」っていう声、妙に久しぶり。モスト・サバンナのイベントで、八木くんとのギャグコーナーがすごく好きで、ちょっと去年の夏の「シュウマイ・ラモ〜ン」を思い出してた。今回も・・・「ナイこじ」ってギャグ、最高でした!ギャグっていうのは、同じモノをたくさんこなしていってどんどん浸透させるもの。新ギャグをするっていうことは・・・?と、少し期待をしてしまう。期待というか、沈んでいる気持ちが少し復活したというか。イベントそのものをすごく楽しみながら、冷静な自分が少しだけ顔を出してしまう。 「次は、下ネタだけのコントをするぞーっ」とムラコが叫んで、次のコーナーへ。その前にVTR。
MacのInternet Exprolerの画面に、yahoo!の掲示板が映ってる。yahoo!の掲示板を見ていていい思いをしたことがないので、ちょっとイヤな気分に。ナレーションは、「お笑いの掲示板を見てみましょう」。取り上げたトピックは「モストデンジャラスコンビ」。こんなトピックあってんや。あってもたぶん見なかったと思うけど。出てきた書き込みは、 「わたしは、村越さんにプリクラの写真と携帯番号を渡しました。そしたら、電話がかかってきて、会うことになりました。会った場所はホテルです。そして、それから村越さんと連絡はとれません。わたしは、村越さんに遊ばれたんでしょうか?みなさんは、こんな村越さんが好きなのですか?」 という書き込み。実際に自分ちのパソコンでこの書き込みを見たら、死ぬほど腹を立てていたと思うけれど、イベントのVとして見るとめちゃめちゃ可笑しいな。そして、このV、これだけ。
ドラマの「毎度〜」って、実際はパート3までだから、モストがやるのは、ほんとに新しいやつってことになりますね(実際のドラマで主題歌が全部C−C−Bだったので、見てなかったクセに詳しい)。設定はふたりとも中2。その年齢っぽい、いや、それ以上の、全てが下ネタ絡みの会話がネタ。 このイベントに入る前、当日に並ぶわたしの後ろにおばちゃんが6人くらい並んでました。何のライブがあるかも知らないようなおばちゃんたちで、わたしに「なぁなぁ、今日のお芝居ってどんなん?おばちゃんでも楽しめる?」って訊いてきました。とても、おばちゃんらが楽しめるとは思わなかったけど、少しでも多くの人にモストを見てもらいたかったし、こんな日だっていうのもあって、「うーん、楽しめるかどうかは分かんないけど、今日は貴重だから見てもいいんじゃないですか?」と、言ってしまいました。この言葉をきっかけにそのおばちゃんの集団は入場していきました・・・あのおばちゃんたち、このコントを見てどう思っただろう?(笑)そう思ったら、コントそのものと同じくらい、笑えてきた。 このコントが終わったら、また客席にスポットが当たる。また寺本さんや。高笑いしてる。「ハハハハハ、オモロイ!これぞモスト!!」と、めっちゃ手叩いてる。客席がそれに気を取られてると、寺本さんとは反対側の座席から、女の人の声がする。「うっ、産まれる〜!」。これはスタッフの川口さんだ。慌てて寺本さんが駆け寄る。「この中に、お医者様はいらっしゃいませんか!?」って叫んでる。すると、舞台の方から、しゃがれたおかしな声で、「ここにいまっせ〜」という声・・・客席の前の方から小さい歓声が起こってた。遠藤くんやー!ボサボサ頭に白衣を着て、イッちゃった目をして、でっかい鉗子をチョキチョキさせて、ニヤニヤ笑ってる・・・まるきりマッドドクター。そこで、暗転。
モストのフリートークだー。初めてのコーナーだー。出てきてまず、コバは、ムラコに向かって「もうそろそろ・・・お客さんに謝った方がいいんじゃないか?」って言ってた(笑)。「100回くらい噛んでるやろ」と、説教が始まった。でも、4年、5年前、モストがコンビ組んですぐくらいの頃は、よくネタ合わせをしていた公園で、ムラコが熱くコバに説教したりしてたんだそうです、声も大きくて・・・。 でも聞いてないムラコ。なんかめっちゃしんどそう。「疲れた、10分休憩くれ」だって。舞台をなんだと思ってるんだろう?(笑)。それで、「1分だけだぞ」って休憩をほんとにあげちゃうコバも優しい(^^)。その1分間、コバは舞台の中央で漫談。ムラコは舞台の端っこに座ってた。最後列のわたしの席から見たら、下を向いて、寝てるのかと思ったけど、1分経って、コバのツッコミでビックリ。「お前、すね毛抜いてたやろ!」だって。やっぱり、舞台を何だと思ってるんだろう?(笑) それから、さっきのVTRのyahoo!掲示板の話になりました。「あれ、ほんとやで」だそうです・・・客席ひきまくり。その相手の子に「付き合って。付き合うからやらせて」って言って、やらせてもらったんだそうです(やだ、「やらせた」とかそんなレポ書くの・・・)。 いっかいで捨てたことに対しては、何やらごにょごにょ言い訳してたけど、声も小さかったし忘れちゃった(笑)。女の敵ですね(でもちょっとだけフォローさせてもらえば、電話番号渡す方も悪いねん)。 それからまた昔の話。今回のイベントで使える映像はないかと、3年半前のモストの初ソロイベント「悪魔の架け橋」のVTRを見ていたら、使える部分はなかったけれど、面白いものを見つけたんだそうです。トークで、コバにツッコんだりしてる「前へ前へ」のムラコ・・・。その様子をコバがしゃべってきかせてくれただけでも爆笑だったんだけど、早速、そのVTRを見ることになりました。 エンディングトークの様子でした。バンドのセットが組んである2丁目の舞台も懐かしいし、ピンクの髪の毛で今より若干体格が良い気がするコバも懐かしいし、何よりとてもスリムで男前な村越くんが、非情な時の流れを感じさせる・・・。そんなのに見とれてたら、VTRの中のトークはどんどん進むのでした。コバがボケて、ムラコが「なんでやねん!」と大きな声でツッコむと、VTRが急に字幕付きになって、その様子を何度も何度もリプレイしてる。まぁ何度見てもこの様子は貴重だからなー(笑)。それからムラコは、イベントを閉めようとするコバの言葉に割って入ってボケたりもしていました。この「悪魔の架け橋」ってイベントは、女性は18歳未満入場お断り(男性は何歳でもOK)だったんだけど、それを受けてちょっと前にコバが「次は8歳未満のみイベントをする」ってボケてて、そのままイベントを閉めようとしたところへ、ムラコが割って入り、「あのー、次はイラン人のみのイベントやります!」って。そしてその様子も何度も何度もリプレイされてる。めっちゃオモロイ。あの頃の村越は強かったんだなぁと、ほんとに貴重なものを見せてもらいました。あのイベント行けてなかっただけに、ほんとに貴重でした。あー、いつから村越、こんなんなっちゃったんだろうね(笑)。 そろそろトークも終わり。終始ムラコイジリで終わっちゃったわけで、最後も「新ギャグで閉めろ」とコバの命令。またここが舞台ということを忘れたかのように一生懸命ギャグを考えてるムラコですが、結局ロクなのを思いつかなかったようで、初のモストのフリートークは、なんとも締まらない格好で終わってゆきました。あーあ(笑)。
舞台には、モストじゃないふたり。また、寺本さんと川口さん。ふたりがコントしてる。ふたりとも、スタッフとは思えないくらい声がよく通るなぁ(少なくとも村越くんよりは(笑))。川口さんがさっき「産まれる〜」って言ってた子どもは、ムラコが(yahoo!掲示板で書いてた)いっかいだけ遊んだときにできた子どもで、川口さんはひとりで産んで育てる決意をする。寺本さんは、そんな強い川口さんを見て「僕のタイプだ」って思ってプロポーズするんだけど結局振られる、っていうコント。なんだったんだこのコント??(^^;実話か?(まさか)。結局、この一連の「ムラコ最低事件」をアピールするだけのものだったのかもしれないですね。ほんとに最低だもんねぇ・・・しみじみ。
明転した舞台には板付きであの宇宙人・村越くんが。客席からは歓声が上がる。彼は、先のコントを受けて、「子どもを産む喜びを与えただけでもありがたいと思え」と、とても人間とは思えない台詞をつぶやいて、歓声を失笑に変えてる。 そこへ登場したのは、「踊る大捜査線」で織田裕二が着てたコート姿が眩しいコバ。どうやらふたりは「遠藤」という殺人犯を張り込んでる刑事みたい。宇宙人が定年をあと数日後に控えた老刑事、コバは刑事になりたての新米。この「宇宙人」シリーズのいちばんの見所の、ムラコの発する言葉たちは、この日今まででいちばん、冴え渡っていました。差別発言・エロ発言・ゲスい発言・いつものギャグ(ほんほんシリーズなど)に、コバがカッコいい言葉で返す様子は、いつものようにどれだけ笑い転げても足りないくらい。 ムラコは、乙女座星雲第12番惑星ベテルギウス星から来たエイリアンなため、優秀な刑事ながら出世できずに終わっていこうとしている。コバが、そんな先輩を心から尊敬している様子。最後、犯人の遠藤に阻撃されたコバをかばってムラコは、死んでしまうんです・・・そして、悲しむコバは最後「おやっさんの星の警察での敬礼で挨拶してもいいですか」と・・・ 本当に面白かったです。モストの良さが全部出た、本当に大好きなシリーズでした。そして、最後を新ネタでしめるというのもモストらしいと思いました。エイリアンは死んでしまったから、きっともう逢えないんだね。わたしたちの心の中で、あのエイリアンはいつもすごい言葉を吐き続けてるんだよ・・・。
エンドロールは、「ムチャ・リブレ」で使われた、ムラコの出まくったお腹をフューチャーした映像をバックに。お腹をプルプルさせながらもニコニコしてる村越くんを、なんと形容していいか分かんないです(^^;。何度見ても衝撃的な映像、トホホ。
これまで、「モストのこびこびサタディ」を、心から楽しんで、笑い転げて見ていました。イベントが始まる前、わたしの顔を見た友達が「寂しそう・・・」って言ってた。たぶん、そんな顔はどっかに行ってたと思います。でもときおり、一生懸命いろんなことを否定するわたしの心に飛び込んできたのが、「これが現実なんだ」と宣告するかのような、劇場内の芸人さんの数。
ふたりが出てきて、イベントのエンディング。まだ8時。「モストのイベントは短いって評判らしいですね」とコバ。たしかに、そのとおり(苦笑)。でも、短くても、いろんなステキなことがいっぱい詰まったイベントだから、いいのさ。 そして思わせぶりに、「発表があります。もうすぐ改編期ですからね。会社も言っていいっていってたし」。あきらめの気持ちと、あれがいつものホラだっていう気持ちと、両方が渦巻く。「発表しちゃいましょうか?」と、もう舞台の全部をコバが仕切ってる。大きな、くす玉が舞台の真ん中に運び出されてくる・・・ 最後の最後まで、やっぱりホラだと思ってました。たくさんの紙吹雪と一緒に、降りてきた「祝・モスト解散」という垂れ幕を見ても、やっぱりまだ。 前のイベントみたいな「ウソでした〜」じゃなく、「やっぱり解散でした〜」って言葉。前は、あんなに爆笑だったのに、客席はシーンとしてる。笑ってみせてるコバの姿に、わたしも笑おうとするんだけど、顔も、心も、全然ついていかない。わたしは客席で固まったまま、コバが、そのままの、優しい表情で、解散に至った事情を話し出しました。 村越くんが、どうしてもこの世界を辞めたいと言い出した日のこと。「オレは村越が好きだったし、こんな芸人他にいないし、応援してくれてる人もいたし、辞めて欲しくなかったんだけど」って、正直にしゃべってくれた。横で、村越くんが、もう最初から涙を拭いてた。 そして、村越くんが、コバや、ファンに宛てた、手紙を読むことになりました。そこには、今までの正直な気持ちや、コバへの感謝の念や、そういう素敵な言葉がいっぱいつまっていました。前半は、涙で声をつまらせながら読んでいたけど、後半は、しっかりと、手紙を読み上げていました。それを聞いて、今度はコバが涙を拭いてる。なんかもう、こんな光景・・・つらすぎる。 手紙を読み終えた村越くんに、村越はファンの人とはもう舞台では逢えなくなるけれど、と前置きをして、「でも、ふたりでやったら逢えるしな」と、笑いかけたコバを見て、ああ、コバは本当にムラコのことが好きだったんだ、って思ったら、なんだかわたしももう我慢できませんでした・・・。 その後、モストらしい小ネタ、先輩芸人数人に見立てた「ガスマスク小男」がムラコに花束を渡しに舞台に現れて、客席はちょっとだけ笑いにつつまれ、モストのふたりは、ワラワラっと舞台を駆け去っていった。それが、最後の姿。
大好きなモストデンジャラスコンビ。彼らの生み出す世界、彼らのいる空間、そして彼ら自身、全てが、この世にふたつとあるものじゃなかった。彼らが、これから先、背負っていくはずだったお笑い界の未来が失ったものの大きさを思い、愕然としました。そして、常にわたしの2丁目ファン人生と一緒に歩いてきたコンビを失ったのです。 「コンビ」という形態が大好きで、そして、仲間達と一緒にいる好きな人の姿っていうのも大好きで、だから2丁目ファンになった。11期を好きになった。仲間にいじられる村越くんも好きだった。そういう、大好きな光景を見てきた、幸せな時間のことを思い出し、それがもうこれから先は訪れないんだと思うと、家に帰ってひとりになってから、どうしようもなく涙が出ました。芸人を続けることが、村越くんにとって幸せなことではなかったんだと分かっても、ファンの我がままだってことが分かっていても、わたしは、あの幸せな時間をあきらめられないのです。
わたしは、これから先、自分なりのやり方・自分のペースで、モストデンジャラスコンビの追悼をしていきます。誰になんと言われようと、モストをあきらめられない気持ちをやり過ごすことはできません。きっとムラコは、乙女座星雲第12番惑星ベテルギウス星へ帰っていったんだ、って言い聞かせても、気は晴れない。でも、その追悼の中に、残された、これからピンで頑張るコバや、これからも頑張ってくれる大好きな11期生たち、そしてわたしの好きになった芸人さんを応援し続けることが含まれると思います。正直言うと、今思いつくことはそれだけなんです。またあの幸せな時間をもらいたい。その欲望だけで動く、どうしようもなくわがままなファンです。いったい、いつになるか見当も付きません。村越くんの決断が、よかったことだったんだっていつか笑えるように、笑って送り出してあげたコバの気持ちをきちんと分かってあげられるように、頑張っていきたいって思っています。
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