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3月8日「WEフットボール」レポ

始めに。

2か月にいっかいやってくる幸せな時間は、大阪ではこれで5回目です。

平日に行なわれるとどうしてもギリギリになってしまう。でも遅刻するわけにはいかないことはよく分かっているから、また必死で間に合いました。

前回のソロイベント「Iフットボール」から、フットソロが少しずつ変化しつつあることが感じられました。今回はどうなるのか、楽しみ半分、不安半分。また、埋まっているのかいないのか微妙な客席にため息をつき、しかもよく見渡してみると、天満くんとか、ヒューのふたりとか、後藤くんのお母さんなどが客席に居て、フットの身内率が妙に高いのでちょっと笑ってしまったりしながら、開演時刻をちょっと過ぎた頃、イベントは始まりました。

 

 

オープニングコント

BGMは「となりのトトロ」。フットのイベントらしからぬ(笑)ほのぼのした雰囲気の中、出てきたのは、後藤くん扮するメイちゃん。きしょい(笑)。客席から悲鳴に似た歓声も起きてました。そんなメイちゃんが「まっくろくろすけ出ておいで!」。出てきたのは・・・のんちゃん扮する、まっくろくろすけ(笑)。

オープニングコントのパターンも、このコントのオチも分かってるのに、やっぱり爆笑してしまいました(^^;。

 

オープニングVTR

立花通りに居るフットボールアワーです。特別なことはしていません。歩いたりしているだけ。それが絵になるのはいいコンビということなんだなぁ。

 

オープニングトーク

前回のイベントでもその話をしかけてた「キャーがない」話ヨリ始まり。「オープニングでも後藤のがキャーって言われてた」「でもあれは女装が気持ち悪かったから悲鳴のほう」「そういえばこないだ劇場の外で、オレ無視して女の子ら警備のおっちゃんに行ってた」「そら人気ないわ」というような話を楽しそうにしてました。「キャーがない」と嘆いてる芸人さんはわたしの好きなコンビに多いですが、そういう人がそういう話をしているときって妙に楽しそうなので、「絶対この人らキャーって言われない自分のこと好きなはずやわ」と思います(^^;。

あとは「イベントなので新しい服を着てきた」とニッコリするのんちゃん。のんちゃんが街で見掛けたきしょい女の人の話(でも話を聞いてたらきしょいというよりキ○ガイでした)など。のんちゃんがきしょい人の話をすることに対して、後藤くんに「お前が言うな!」と言われてましたけど(^^;。そしてそのままコーナーへ。

オープニングコーナー「春の体力測定!!」

舞台にはコーナータイトルを書いたフリップが出てきて、ちゃんと「春の体力測定」と書いてあったのに、タイトルを怒鳴った後藤くんは何故か「秋の体力測定!」と言い間違えてしまました。爆笑。「えーっ?」ってカオをするのんちゃんもおかしい。

これは、純粋な体力測定。25歳と26歳であるふたりの体力が、日本人男子の26歳の平均と比べてどうやねんという企画です。

 

まずは「垂直跳び」。26歳平均は64.1cm。立ったまま測定できる器具を付けて後藤くんは「ジュンク堂(baseの上階にある本屋さん)まで行くで」と自信満々。なのに跳べたのは53cm。ダサッ(笑)。対するのんちゃんは66cm。けっこう跳べるんだー。後藤くんのふがいなさに「オレ、ボケやで!?」と胸を張るのんちゃんが可愛いかったです。

次は「立位体前屈」。名前だけ見て「何それ?」と言ってよく分かってないふたりが可愛いけどイライラする(笑)。平均は16.2cm。そういえば2丁目最後の日のライブで、のんちゃんが見事な立位体前屈をしていたよなぁと思い出しました。そして、やっぱり後藤くんは見た目通り体が堅くてマイナス0.2cm。のんちゃんはプラス18cm。のんちゃんの体の柔らかさに感嘆の声があがりました。

関係ないんですがこれも、簡単に測定できる器具を使っていて、「最近はこんなのあるんやなー」と感心してしまったり。

 

「握力」。平均は57.7kg。後藤くんは45kg、のんちゃんが50kg。後藤くんの権威(?)がどんどん下がっていくよー(笑)。

「全身反応」。機械のランプがついたらすぐボタンを押す、といった感じの能力を試すモノ。平均は0.24秒。順番に挑戦するのですが、お互いの注意をランプから逸そうとして話かけたりなど他愛ないいたずらをずっとやってました。そんなふたりの成果は、後藤くんが0.310秒、0.573秒。のんちゃんが0.449秒、0.38秒、0。4秒、0.294秒とやっぱりのんちゃんの勝ち。

最後は「反復横跳び」。平均は1分間で27.5回。これくらいできるやろーと思って見はじめたのですが、最初に挑戦した後藤くんの遅さにビックリ(笑)。20回やったんですが、息きれすぎ。のんちゃんは、ズルして目印の棒の幅を狭めてました(笑)。

 

スタッフによる集計結果が出ました。後藤くんの体力は「40代後半の女性」、のんちゃんは「30代前半の男」。後藤くんの体力が女性並というのがなんだか笑えるので、のんちゃんのが30代とはいえ男性の平均というのもなんだか立派に見えてきます(笑)。後藤くんのダメっぷりが前面に出されて、フットずきとしてはなかなか新鮮なコーナーでした。ある意味「新鮮な自己紹介」という感じで、オープニングらしかったのではないかと思います。でもそういう扱いとするならちょっと長かったかなー。

 

VTR

モニタには、黒い画面に白抜きの文字で「夜露四苦」。それに被せてのんちゃんがちょっとすごみの効いた声で「ヨロシク」と読む。そういう文章がどんどん出てくる。なんかいかにも「悪そうな」漢字がいっぱい並んだ文章は、実は軽快だったり、面白かったりする文章。しかもどんどん長くなっていく。

こういう単純な、ソロイベントの中でしか流されない、ブリッジのVTR。実はいちばん、フットの才能を実感できるものかもしれません・・・ほんとに、「すごく面白い」。これしか言えないです。

 

コント「心中」

後藤くんが男、のんちゃんが女。ふたりの愛は結ばれないので、首を吊って心中しようとします。でも、その前にやっておきたいことがある・・・。

薄暗い雰囲気の中で、後半は特に妙にはしゃいでいるふたりがおかしい。あるあるネタも混じってたり、変なツボを突いてきたり、不思議な感じ。のんちゃんのセンスは堪能できます。でも、それで笑うとなると、ちょっともう少しわたしたちのところまで来て欲しいかな、という気はしました。爆笑はなかったんで・・・。設定も、内容も、フットらしさがいっぱいあるので、また少し考えてみてほしいと思ってしまいました。厳しいでしょうか。

 

VTR

モニタいっぱいに写し出されたのは、ごく普通のハンバーガー。これにのんちゃんの声で「ハンバーガー」と読むのが被る。チーズバーガー、てりやきバーガーなど、お店で売ってるハンバーガーなどの他、途中から、どんどんいろんなハンバーガーが出てきます・・・。例えば、自転車のサドルの部分に乗っかった「サドルバーガー」、半分開けたドアのすき間に置いてあってこっちを見ているように見える「覗き見バーガー」、サングラスをかけた「ヤンキーバーガー」、半分食べられてる「半バーガー」などなど・・・。ただのハンバーガーが、まるで生きているように見えました。「覗き見バーガー」になんて、思わず「可愛い・・・」って呟いてしまいましたもん(^^;。やっぱりフットソロの醍醐味はVTRにもかなりある、ということを実感。このVTRは、秀逸揃いの今までのVの中でもかなり、お気に入りです(^^)。

 

漫才

スーツを着てやってくれました。こういう姿は、何度見ても嬉しいものです。

後藤くんがのんちゃんに「未だにお前の性格が分からない」と言い出すところから始まるネタ。ロマンティックなこととか、不良だったとか、クラブの応援などと変化していき、後半は何故か手品やナンパの話、エレベーターガールの話になっていきました。どんな流れだったかは、淀みなく流れていったのでよく分からなかったけどこれは分からないほうが巧いということかもしれませんね。だけど、この日の前半はあんまり爆笑にはならなくて、ちょっとムズムズしてしまいました。最後のエレベーターガールのネタではそのうっぷんを晴らすかのように笑わせてもらいましたけど、それに至るまでのあいだは、フットにしては笑いが少なかったのではないかと感じました。楽しみにしすぎたのかな。でも、楽しみにするという気持ちはだいじにしたいと思っています。その期待をいつも軽く超えてくれてきたからこそ、フットを好きで、フットにいつも感心させられてきたんだから。

 

VTR

「ケツ当てゲーム」。楽屋のようなところでこのゲームをします。ひとりずつ、体のある部分を掻きます。ひとりは、後ろを向いていて、「お尻を掻いている」と思ったら「ケツ!」と叫ぶ、という簡単至極な、ゲームともいえないゲーム。でも、なんでこんなに面白かったんだろう???(^^;

「ケツ!」と唐突に叫ぶというのが何故かフットのふたりのあいだでだいぶ前から流行しているらしくてそれをむりやりゲームに仕立てあげちゃったところも面白いし、お尻を掻いていたら何故かちゃんと分かるというのもおかしいし、「ケツ!」と叫ぶときのふたりの表情がすごく楽しそうなのも微笑ましい・・・。ほんとにバカバカしいVTRです。でも、また「VTR傑作集」の中に入ったような気がしました。

 

コント「百人一首」

「フットガールアワー」以降のソロイベントでずっとやっている「教会」「百人一首」シリーズの最新作です。

シリーズとはいえ、のんちゃんの発するセリフにはいつもまったくまとまりがなくて、そのときは大笑いしても、覚えているのは、のんちゃんの澄ました表情と、それを聞いて肩を震わせる後藤くんの姿だけ。笑いを堪えながらのんちゃんに向かって「お前ほんまエエ加減にせえよ」と呟く後藤くんに象徴されるように、ネタともいえない、不思議なネタであるのは、何回観ても変わりません。これを新ネタのいっぽんと数えるのもなんだか違う気もします。でも、面白いです。反則ってこういうこと。

 

VTR

後藤くんの写真がモニタいっぱいに映り、BGMでお経が流れます。後藤くんは死んだていで、お経のリズムにのって、のんちゃんの声で「後藤くんの暴露」が聞こえてくる、というVTR。後藤くんのが終わると、今度はのんちゃんの暴露が後藤くんの声で流れまず。・・・要は、単なる暴露(笑)。フットのVにしては、よくありそうな設定やなぁと思いましたが、充分に面白かったです。

 

コーナー「お客さんのことをもっと知りたい!!」

開演前に会場で、事前アンケートがありました。わたしも参加したかったけど、すごくギリギリに駆け込んだのでできませんでした。開演してからアンケートを見ると、お客さんのパーソナルデータを集めるようなものでした。アンケートの有効解答数は157。それによると、お客さんの平均年齢は21.6歳とのこと。これは高いのかな低いのかな。

 

その157人の中で「今、恋人がいる」という人は16人。少なくてビックリ(^^;。しかし同じように驚いていてものんちゃんが口を挟むと、今まで女の子と付き合ったことがないだけあって、世間知らずな感じに聞こえてしまいますねぇ。その付き合ってる人が居る16人中「それは不倫だ」という人は3人。

「今まで誰とも付き合ったことがない人」は10人、「10人以上の人と付き合ったことがある」も10人、「キスをしたことがない」も10人。「付き合ったことがない10人がキスしたことのない10人ちゃう?」とふたりは言っていましたが、ほんとにそうだったらイイナ、なんて他人事ながら思ったり。キスの話では、のんちゃんのファーストキス(王様ゲーム)の話で盛り上がっていました(^^)。そして、「全て経験ずみだ」は26人。

 

話題は変わって、「友だちがいない」という人は26人。「親とうまくいっていない」は14人、「フットのファンだということを隠している」は26人。親との関係の話では、このイベントの直前に行なわれたNHK上方漫才コンテストでフットが優秀賞を獲ったのですが、生放送だった本番が終わって家に帰ると、机の上に親とおばあちゃんからお祝いといってお金がおいてあったことなどから、「けっこううまくいっている」とのことです、微笑ましいな(^^)。ちなみに後藤くんは、お母さんからベタに「頑張ってくさい」という間違いメールが来たと怒っていました(笑)。

フットファンを隠しているという理由も書いてもらっていて、その中に「ロザンファンだから」というのがあったというのには笑ってしまいました。だからって別に隠さなくったっていいのにねぇ。ロザンファンじゃなくっても、もっと胸を張っていてほしいものです。

 

「抱かれるなら岩尾だ」には31人。意外と少ない・・・とわたしは客席で不満(笑)←たぶんわたしもこっちに入れてたと思うから。理由で「ぬいぐるみみたいだからというのは納得なのですが、「後藤がイヤだから」というのはあったというのには爆笑してしまいました。どんだけ後藤くんがキライなんやー。

「base以外に、誰かのファンクラブに入っている?」という質問には、「パニクルー」「宝塚」「及川光博」「氷川きよし」などという答えが。そういや、わたしはbase以外にファンクラブには入っていなかったなと考えたり。

「ふたりのうちどちらかの電話番号を知っている」には6人。うーん、これには客席に見にきていた天満くんや後藤くんのお母さんも入っているんだろうか?なんて考えてしまいましたが、次の質問「それは後藤の番号だ」も6人だったのにもまた笑ってしまいました。何してんねん後藤くん(笑)。そこからいたずら電話の話になり、のんちゃんにはイタズラ電話がゼロだという話ではなんだかのんちゃん寂しそうでした(笑)。でも別にイタ電が人気のバロメータということもないと思うのでよいのでは?後藤くんは、自分のところにではなく、次課長の河本くんやストリークの吉本くんのところにかかってくるイタ電の話を。イタ電って聞くだけでなんだかムカつく中、この話にはちょっと笑ってしまいました。

「芸人と遊んだことがある人」は13人。多いような少ないような?「誰と遊んだ?」には「海砂利水魚」「TIM」「ストリーク」などという名前が。脈絡がない(笑)。ふたりは「この3組といっぺんに遊んだん?」と言ってましたが、そんなことはないと思います(^^;。

 

「後藤はイキってると思う」には、42人。アハハ、もっと居ていいのにね(笑)。お客さんの書いたその理由には「ギターをいちばん上手いと思ってる」「革パン履きすぎ」などが・・・うう、言い得てるわー(笑)。

 

 

さて、ここまでは、お客さんの事前アンケートを読み上げながらのモノ。ここからは、それらの結果を踏まえてのゲームコーナー。

「お客さんブラックジャック」

今、目の前に居るお客さんに、ふたりはそれぞれみっつの質問をし、それにYESと答えた人を50に近付けたほうが勝ち、というルールです。50を超えたらドボンで失格です。さっきの事前アンケートはわたし参加できなかったけど、今度は全員参加だからなんだか嬉しい。

後藤:昨日、カレー食べてきた→23人

岩尾:自分で「靴べら」を買ったことがある→11人

後藤:「赤ペン先生」に会ったことがある→8人

岩尾:今、財布に5万円以上入っている→4人

後藤:今まで、髪の毛を染めたことがない→27人

後藤くんがみっつ目の質問をした時点でドボンになってしまいました。となるとのんちゃんは、50を超えさえしなければ勝ちとなります。「じゃあ・・・後藤輝基を、産んだことがある人?」なんて言ってました。明らかに、会場に来ている後藤くんのお母さんにだけ向けた質問でした(笑)。が、まぁこれはアカンということで質問は、

岩尾:「やっぱり後藤はイキってる」という人→35人

・・・フットのソロでは、往々にして奇跡が起きる。のんちゃんのみっつの質問を全部足すと、ぴったり50。驚いたー!あののんちゃんがちょっと興奮気味でしたもの(^^)。こんなことあるねんなぁ・・・盛り上がるのは、なんでも嬉しい。

ちなみにわたしは、ここの質問コーナーでいっこも挙げられるのがなかったので、この「後藤はイキってる」に挙げてしまいました(^^;もちろん彼は若干イキってると思いますが(笑)、まぁそんなにめっちゃ思っているわけではないので、わたしも1票がぴったり50に貢献したのかと思うとこれもマジックやなぁとしみじみ思います。

 

負けた後藤くんには罰ゲーム。「今日来たお客さん全員に、お詫びのメールを送る」というもの。おおー、なんだかこのゴーセーな罰ゲームはハリガネソロみたいだ(笑)。嬉しい。このイベントが終わった3月9日の深夜、我が家のアドレスへも、後藤くんからのメールが送られてきました。内容は、このイベントに足を運んだ人だけのご褒美なのでここには載せませんが、フェイスマークをいっぱい使った、かなりイタイメールでした(笑)。しかも、アカウントは「ikiri510」。ここまで凝られたら、嬉しくなってしまいます。

 

エンディング

後藤くんはメールの送信方法に悩みながらエンディング(フリーメールの存在をこのときは知らなかったようです)。ああ、今回のイベントは長かったような短かったような。次回は5月とのこと。次回のフットソロを見て、わたしは長いと思うんだろうか、短いと思うんだろうか。

 

 

 

正直言って、不安な部分は当たったというか・・・前回のソロのあとに、アンケートなどに「もっとネタが見たかった」とたくさん書いたのに、今回、それよりもさらにネタが減らされていたのには、若干残念だなぁと思った部分でした。もちろん、フットのふたりが作り出すコーナーは大好きです。ふたりの行動や言動を見ているだけでラブリーだなぁと思うし、フットならではの面白い雰囲気がそこにはある。だけど、それを大々的にイベントの半分も使って行なうのは、もったいないとも思います。もっと小出しにしてほしい。そしてやっぱりフットの基本はネタにあると思うから、ネタがあってこそコーナーが生きるとも思うのです。

イベント自体が悪かったわけでは全然ない。なんやったら、同じような構成の他のコンビのイベントよりもクオリティは高いと思う。楽しんだことは、このレポの中にもあらわれていると思う。それなのに、満足できない。それは、今の時点でわたしがフットに求めているものが前面に出てこないイベントだったからだと思います。それは、「どういうフットボールアワーが好きなのか」がはっきりしてきたということでもあるのかもしれません。だけど、ふたりの新鮮な表情が見たいという欲求もあります。ジレンマってこういうことか・・・。

もうすぐ、結成して初舞台から2周年を迎えるフット。きっとこれからも、こういう風に少しずつ変化していき、わたしはジレンマに悩まされるのでしょう。ただ、彼らが手を抜かない限りは、わたしがフットの根幹を好きだということは揺るぎないと思います。

(2001.5.8記)

 

 

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