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5月13日「無理無理!ランディーズ」レポ

 

始めに。

5月1日のガブンチョスペシャルを以て、ガブンチョから卒業したランディーズ。今まで、毎週ランディーズを見られるというのが普通やったのに、baseになって初めて2週間もあいだがあいてしまった。他のプロデュース組と比べたら、それでも充分短いスパンのはずなのに・・・たった2週間でも、「ランのネタ見たいなぁ」とすごく思っていました。

そして、ランディーズは、これが初めてのソロイベントなんですね。遅すぎたという感じもします。わたしとしては、2丁目の陣くんのイベントで出逢い、ワチャチャブレイクですきになり、そこからライセンスとの「恋せよ狼たち」のイベントを経て、決定的にすきなりました。15期生のランディーズをすきになるには、すごく遅かったと思います。そして、2丁目ではレギュラーだったはずなのに、baseになってからは何故かガブンチョからの出発・・・その前には世界で大道芸学んでくるし、ランの歩んできた芸人人生は、すごく紆余曲折。だからこそ、目が離せなかった。この日を迎えられたこと、きっとランのふたりがいちばん喜んでいるでしょう。

ギリギリに会場に入ると、自分の席にたどり着くのも大変なくらいの超満員。すごいな・・・

 

オープニングVTR

あとから考えてみると、このイベントのブリッジで使われたVTRを写真風につなぎ合わせたもの。すごくセンスがいいなぁって思わされる映像の編集と、ランディーズの笑顔。すごく素敵だった。

だけど、こんなにすごく素敵だったからこそ、もっとしっかり見たかったって思います。この日のbaseは、今までそれこそ100回くらいbaseのライブに足を運んできたわたしが見た、いちばんうるさいbaseでした。VTRで高井くんやターチンが映るたびに起こる嬌声(歓声ではない)に、「え?何?何があったん?」と思わず周りを見回してしまったほど。このオープニングVTRのとき、それが最高潮でした。だけど、わたしも、周りの環境に惑わされずに、VTRだけをしっかり見てニコニコしていたらよかったんでしょうけれど・・・せっかくのランディーズの初ソロイベントなんだから、ランディーズだけに集中したい、とか、なんだかオープニングから、いろいろ考えてしまったのでした。

 

漫才

ランディーズの登場に、やっぱりすごい歓声・・・ああもう、今日はこういう日なんだ、とハラをくくったときでもありました。わたしだって、久しぶり(といっても2週間振りか)にランに逢えて嬉しかったのは変わらないんだけども。だから、出てきてターチンが(手を顔の前で左右に振りながら)「無理無理!」と言ってすぐさま帰ろうとしたのには、見とれちゃったんだけども。ええ、可愛かったです(^^)。

「初めて○○したとき」がテーマな漫才。この世で初めて生を受けたとき、覚えてるか?みたいな流れから、「初めてデートをしたとき」のコントへ。中学生の「トシくん」と「タカコちゃん」のデート風景。トシくんは初デートにドギマギして可愛い男の子なんだけど、タカコちゃんは・・・。

なんか、「面白かったか」って訊かれたら、「別に面白くなかった」って答えたと思います。普段のランの漫才と違って、声をあげて笑うようなところは少なかった。このコント、ほんとただ単に、もう可愛いだけやねん。この部分に限って言えば、ランディーズをすきじゃなかったら楽しめなかったと思う。だけど・・・ちょっとでもすきな、わたしのような人だったら、「なんかホンマに可愛いやん・・・」と、見とれてしまったのではないでしょうか?オープニングからの流れを継いで、なんだか不思議な雰囲気に飲まれてしまっていました。

 

VTR

イベントタイトルにちなんで、「無理なことに挑戦」シリーズ第1弾。まずは「ウィリアム=テルに挑戦」ということで、頭に缶をのせて、それを野球のノック、テニスのサーブで落とせるか、というもの。

最初は野球部出身のターチンが挑戦。高井くんが頭にカンカンをのっけてます。野球のボールは空しく高井くんの背中を直撃・・・大丈夫???それで失敗して、次は、テニス部出身の高井くんが挑戦。ターチンの頭にのったカンカンを・・・見事に落とした!抱き合って喜ぶふたり。おおよろこび(^^)。「大成功!」

 

コント「謎のおばさん」

ある会社の社員・高井くんが企画開発会議で発表をしている。スーツ姿が凛々しい。そこへ、ターチン扮する「そうじのおばさん」「ヤクルトレディ」「メナードレディ」「学研のおばちゃん」などのおばちゃんが入ってきて、空気も読まずいろんな行動で高井くんを困らせる、というコント。高井くんのツッコミには相変わらず「キレがあるなぁ」と聴き惚れてしまう。ターチンもハマり役やね。

でもこのコントでいちばん感心したのは、ラストのオチでした。ビックリの展開に、コントの中で慌てる高井くんを見ながら、そう来るかぁ・・・と、すごく感心してしまいました。ガブンチョでは漫才ばっかりで、コントが久しぶり、しかもしっかりしたコントはすごく久しぶりだったこともあって、ちょっと嬉しかったです。

 

VTR

1500gのカレーライスを、小さいスプーンで食べることはできるか、という挑戦。カレーもたいがい大盛りすぎるのに(ココイチの1300gより大きいって・・・)、「小さいスプーン」が小さすぎる。マクドとかでホットコーヒーを頼んだら付いてくる、かき混ぜる用の、スプーンというよりも棒。ご飯ひと粒しかすくえないんです。そんな無茶な企画に、ターチンが挑戦。

ただでさえだんだんイライラしてくるターチン。応援に駆けつけた高井くんの指をなめたり、変な行動が目立つようになる。後半、ターチンを元気づけるためか、チアリーダー姿で応援に駆けつけた高井くんにキレてしまい、「うっとおしい!」と言って泣き出してしまいます(笑)。「無理!」

 

コント「友情VS愛情」

デパートのアナウンスガールのふたり。休憩時間にたまたま悪口大会で盛り上がり、そのまま「会社やめちゃおう!」ってことになりました。やめるんならもうアナウンスなんてどうでもいいや、と、アナウンスで遊びだします、このへんフットがソロイベントでやってた「車掌」のネタと似てるかも・・・。すっきりしたふたりは、帰りしなのおしゃべりで、実は同じ男性と付き合っていることが判明し・・・ここが、「友情VS愛情」ってことらしい。彼氏作らない同盟まで作っていたふたりは、ここで決裂。ちょっと、ストーリィに一貫性がなくて、そこのところは残念でしたが、部分部分で見たら面白いネタでしたネ。女装したふたりはなんだかハマりすぎでした、ほんと。

 

VTR

「パチスロで1000円を1万円にできるか」という挑戦。個人的には、わたしはいっかいだけパチンコしたことがあって、見事にビギナーズラックにはまり、それくらいの儲けを出したことがあったので(以来、逆に怖くてパチンコの類はしてません)、まぁ無理な話ではないな、と思いながら、パチスロに挑戦するふたりを見守りました。

パチンコ屋さんのジャラジャラって音がキモチよく響く中、ターチンがフィーバー。1000円は、めでたく(?)5000円になりました。「大成功!」(←?)。

 

コント「カラオケ」

高井くんは、会社の飲み会に向けて、好きな女の子に歌で気持ちを伝える練習をするためにひとりでカラオケボックスにやってきたサラリーマン。となりの部屋には「大阪大学カラオケ同好会部長」のターチンが、うさんくさい格好で練習のためにひとりでやってきた。阪大のイメージって一体・・・(苦笑)。

ふたりは、音が漏れ聞こえてくるお互いの隣の部屋に対抗しようと、いろんな歌を歌ったり、いろんな意地悪をしたりします。それがネタ。上手いこと歌を挟んでいるので、飽きなくてすごく見やすいなって思いました。ラストは、「お互いの18番で勝負だ!」ということになり、実際のふたりの18番を・・・フフ、これは、ネタ見るときまでのお楽しみやね。

このイベント中ずっとそうだったのですが、高井くんの声がいつもとちょっと違いました。ちょっとかすれてるっていうか、ハスキーな感じ。それはそれでいい感じやなぁって思っていたので、気にならなかったのですが、どうやら風邪をひいていたみたいでしたね。このカラオケのネタでは、ちょっと辛そうでした。せっかくの初ソロイベントなんだからな・・・と、このネタのときだけは、ちょっと残念でした。でも、もともと高井くんの声があんなだったら、もっと良かったかも知れない(笑)。

 

VTR

おおー、高井くんのお母さん登場やー。お父さんにめっちゃ愛されてるっていうお母さんかぁ、と、ガブンチョで話していたエピソードを思い出してニコニコしてしまいました。今回は、このお母さんを「コギャル」に変身させようという企画。

茶パツ、ガングロ、制服にルーズソックスと、コギャルの定番のカッコをした、ちょっと太ったお母さんは、息子と街へデートに出かけることになりました。ミナミの街を手をつないで歩き、ゲーセンでプリクラを撮り、ふたりでソフトクリームを食べ・・・高井くん、お母さんの顔に付いたクリームをなめたりしてる。まるで仲良しカップル・・・なんだけど、やっぱりちょっと可笑しい。でも「大成功!」。

 

コント「母子」

高井くんがお母さん。ターチンは、死んでしまったお父さんで、遺影となって収まってる。ほんとのターチンは子供の役、幼稚園児かな?お母さんは、夫を亡くして約1年、ひとりで子供を育てていくのは大変なので、夫の同僚だった人と再婚することに決めました。この日、初めて、新しいお父さんになる人の存在を、子供に話します。そしてそれが、悲劇の始まりだったのでした。

自分のことだけを考える子供が巻き起こす、無邪気だけれど怖い事件。前に、「お母さんが妊婦さんで、お兄ちゃんになるのはイヤなターチンは・・・」みたいなコントがありましたが、あれと同じような感じ。ラストは、今回の方がより一層切ないです。だけど、切なさは、そのコントと同じ「子育てって、大変!!」っていう高井くんの叫びで、ほとんど消えます。うん、久しぶりにこのフレーズが聴けて、すごく嬉しかったです。あのコントをやっていた頃と、今とはランを取り巻く状況がまったく違う、だけど、ランはその頃の気持ちを忘れてないなぁって思ったから。 

 

VTR

今回の指令は「Tシャツを破れ」というもの。ただ破るんじゃなく、北斗の拳のケンシロウのように、怒りで筋肉が盛り上がって破れ、っていう・・・これもまた無理なお話。「怒りで破れ」ってことになって、ターチンがTシャツを着る人、高井くんが怒らせる人・・・で、やっぱり「無理!」。

 

コント「ラストシーン〜最期の最後〜」

ターチンが、「俺やっぱりやめるわ・・・」と、真剣な様子で切り出す。そしてそれをまた真剣な様子で止める、高井くん。思わず息をこらして見てしまうような真剣芝居が続く。高井くんの熱い演技がグッとくる。でも、「いったい、ターチンは何をやめたがってるの?」とも思う。

高井くんの必死の説得にも関わらず、ターチンはここを出ていってしまう。そして、事故に遭い、病院に運ばれる。ここまでも、ふたりの演技だけで。病院に駆けつけた高井くんは、ターチンの手を握り、「もういちどやり直そう」と、泣きながら言うが・・・

ラストは、ちょっと劇団いのちチック。でもそれまでは、ただひたすら、熱い演技だけを見せてくれるものでした。高井くんは、本当にこういうのが上手いね。ランディーズをいいなと思うようになったところに、「器用そうな高井くんに魅力を感じた」というのがありました。そして、よく見るようになってから「やっぱほんとに器用やなぁ」と感心することがしばしばあって、このネタでまたそれを再確認といったような感じでした。ただ、わたしとしては、こういうのをやるのなら、ストーリィはもっとはっきりさせて欲しかった。さっきも書いたけど、ターチンが何をやめがっていて、高井くんは何に対して必死になっているのかが分かれば、もっとお芝居にのめり込めたと思うんです。そうしたら、ターチンの演技はもっと気にならなかったと思うんだ(笑)。

 

VTR

久しぶりに大道芸登場。「ターチンの人間ポンプで、高井くんの身に巻かれた爆竹の導火線を消すことができるか」という企画。高井くんの体には、すごくたくさんの爆竹が・・・長い導火線だけれど、ターチンは悠長にペットボトルの水を飲み干してる。そしてだんだん火が迫ってきても、水を吐き出そうとしない。のんびりした様子・・・。しまいには高井くん、まるで射殺されたみたいになっていました、アハハ。その後、ターチンの口からはピューッと水が出てきました。今頃出てきてどうするの〜。ということで、「無理!」

 

漫才

この日2本目の漫才は、いつもガブンチョで見せてくれていたような、安心して見ることのできる漫才でした。「幸せやな!ということ」「得したこと」「幸せ・不幸せ」などの比較をしていく漫才。いつもの通り、テンポがよくて、ツッコミが冴えてて、ボケがすっ飛んでて、気持ちのよい漫才でした。うん、やっぱりこういう方が、ランディーズらしいよ!

 

エンドロール

画面にはエンドロールが。スタッフの名前などがいっぱい出てくる。最後の方に、スペシャルサンクスが書いてあって、「ケンドーコバヤシ」「ストリーク吉本」「次長課長河本」の3人の名前がありました・・・が、このイベントに、出てきてないんですけど・・・?VTRに出たけどカットされたとかかな?だとしたら、見たかったなぁ。

 

エンディング

ランディーズのふたり、手をつないで登場!うん、最初から最後まで、ずっと仲良しぶり、熱々ぶりを見せつけられているようなイベントでもありました。仲良しコンビだっていうだけが決め手では全然ないけれど、でも、仲の悪いコンビと仲の良いコンビだったら、後者の方が断然好きになる要素は大きい。baseの芸人さん、みんなコンビ仲がよくてすきだけれど、ランディーズはかなり上位にランクされる仲良しっぷりですね、いいなぁ(^^)。

イベントについて軽くトーク。さっきのマジ芝居、高井くんがやりたいって言いだしたんだそうです。高井くんは熱い演技がすごく上手くて、コントのネタ合わせとかでちょっと熱い台詞を言ったりすると、周りの人が心配して見に来るくらいなんだそうです(ケンカしてるんちゃうかって思って)。でも、さっきのマジ芝居では、ターチンが違う台詞を言ったりするから焦った、って高井くん言うてました。

最後は、ターチンの仕切りによって、客席も全員で「一本締め」ならぬ「一本無理」でシメ。最後まで楽しい雰囲気で初ソロイベントは終了しました。

客出しのときのBGMには、「なりたぁ〜い」のエンディングの曲だった小島の曲が流れていました。懐かしいな。

 

あまりにもワヤワヤした客席の雰囲気に驚いてしまって、正直、本来ランが持つ面白さが削がれてしまっていたのではないかと思うところもありました。イベントの出来はよかったと思うから、そういうところは残念です。だけど、そういうのってもう、個人の力ではどうしようもないから、わたしは客席の空気なんか関知せず、自分の楽しみたいところを一生懸命楽しんだらいいのかな、なんて考えたり、ちょっといろいろ考えさせられるイベントにもなってしまいました。だけど、新しい一歩を踏み出したランディーズとしては、ほんといいイベントだったと思います。ふたりが思う「面白いこと」「楽しいこと」がギュッと詰まっていた感じ。こういう空気を、どんなコンビのソロイベントにも求めているんだなぁ、っていうような、そんなよいイベントでした。ガブンチョを離れたランも、応援していきたいな。

 

(2000.7.2記)

 

 

 

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