5月31日「独身チュートリアル〜どうせみんなにそんなん言ってるんでしょ〜」レポ
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チュートリアルソロイベント第2弾。
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しっとりと雨に濡れた京都・先斗町。そこを、浴衣を着て下駄を履いて番傘をさして、祇園の若旦那よろしく歩くチュートリアルのふたり。似合うなぁ。特に、徳井くんのカッコよさにはため息が漏れてしまう。なんだか珍しく、声の入ったVTRで、「独身チュートリアルというタイトルと内容とは、まったく関係ありません」なんて福田くんが喋っている。ふたりともたしかに京都出身だけど祇園のほうに住んでいるわけでは全然ないはずなのに、そのまま歩き去るふたりの後ろ姿は京都の街に似合っていて、やっぱりカッコよかったです・・・。
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イベントのオープニングを飾るには、けっこう衝撃的なコントでした。「キャンディー」というのは、徳井くんが飼っている犬の名前らしい。しかし彼の家が火事になってしまい、キャンディーだけが取り残される。消防士の福田くんが一生懸命止めるのもきかず、燃えさかる家へ入っていこうとする徳井くん。真っ赤な照明にサイレンの音という舞台上の不穏な雰囲気に加え、徳井くんの必死な表情が、やはりどこかキ○ガイで怖かったです・・・。キャンディーを助けようといろいろなことを口走る徳井くんの台詞がネタなのですが・・・こんなに怖いコントなのに、やっぱり大笑いしてしまった。けっこう長いこと見てきているのに、チュートリアルって不思議なコンビだ・・・。
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5月からひとり暮らしをはじめた徳井くんの家を、福田くんが早朝に襲うというクラシカルなドッキリ企画・・・だと思ったのですが、どうやら違ったみたいでした^^;。 眠そうな顔でマンションのある1室の前に立つ福田くん。時間は朝の7時前。芸人さんは絶対に寝ている時間です。福田くんがそーっと玄関のドアを開けると、すぐ前にある台所の流しに徳井くんが立ち、朝からサバをおろしていたのでした・・・(ほんとにさばいてた)。しかもせっかくさばいた魚を、そのままゴミ袋につっこむという・・・逆ドッキリといえるのかどうか?でもVTRでも、普段のチュートリアルの関係を観ているようでなんだか面白かったです。
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この日最初の漫才は私服にて。ネタの流れは、男性が弱くなってるから、おっさんが女子社員のようになるはず、っていう感じで一貫したもの。今にして思うと、この日のイベントのラストの漫才ほどのインパクトはなかったけれど、イベントの序盤で、イベントに弾みを付けるには充分だったような気がします。
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主演(?)は徳井くん。彼は、「田舎そば」にて、お蕎麦を注文。お蕎麦が来た途端、その場から走って逃げ出す。唖然とするおそば屋さんのおばちゃん。続いて、美容院にて、美容師さんに切って欲しい髪型を伝える。美容師さんが了解した途端、美容室のあのマントみたいなのを付けたまま、走って逃げ出す。ボウリング場にて、ボウルをとって、投げようとした途端、走り出す。街の絵描きさんに似顔絵を描いてもらおうと、スケッチブックの前に座る。絵描きさんが描こうとした途端、その場から走り去る。残された人は、みんなビックリ。それだけの、不思議なVTR。でもなんだか、これもチュートリアルらしいや。
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徳井くんが先生、福田くんが生徒。新学期が始まって、転校生がやってくることになっていた。しかし、新しいお友達のはずだった「別府」くんは、前の日に交通事故で死んでしまったのです。それを、先生が生徒に説明する、という流れ。だけど、やっぱりキ○ガイな先生の説明と、別府くんに対する扱いは・・・という感じの、チュートリアルらしいと言えると思うコントでした。イってしまった徳井くんを堪能するなら存分に、っていう感じ^^;。なのでいつもどおり、少し(けっこう?かなり?)怖い上に、ネタの内容が人の死を扱ったものだからほんとにちょっとうすら怖いんだけど、やっぱり笑ってしまう。普段のわたしなら「不謹慎やなー」と思って少し笑えないところもあるはずなのに、それでも笑ってしまうって、やっぱり彼らの力でしょうか。
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いろんなものを・・・開けたら徳井くんの顔が出てくる、ビックリVTR。洋服ロッカー、エレベータ、試着室、なんかを開けて徳井くんのあの顔(美形だけに怖い顔を作るとほんとに怖い)が出てくる分にはまだそんなでもなかったのですが、宅配便の段ボールやCDケースを開けて彼の顔が出てきたときは、ちょっと客席から悲鳴が聞こえました・・・(笑)。たしかにほんとにちょっと怖かったです、アハハ。
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イベント前に、客席から募った「あなたが面白いと思う言葉」を、パネルにして隠した状態で舞台に10個、並べてある。そして、最後の台詞。チュートリアルのふたりは、あらかじめ決められた設定で即興コントをしていき、各自のタイミングでパネルをめくる。そこに出てきた「面白い言葉」を必ず台詞に盛り込みながら、コントを進めていく。10個の言葉を使い終わったら、最後の台詞を言って、コントを締めなくてはならない。これが、チャレンジコントのルール。ちょっとMBSテレビ「パンチ・デ・ニーロ」みたいだね(笑)。 コントが進むにつれて出てくる面白い言葉は以下の通り。 「コニタン」「目ばちこ」「パーマネント」「ジャブ」「徒歩5分」「ハム」「おちょこ」「富田林」「クロワッサン」 そしてオチの言葉は「どんちゃんさわぎ」。 設定は「医者と患者」でした。福田くんが患者だったから、徳井くんが医者として出てくるのは分かっていたんだけど、徳井くん、なんで女医さんなんだろー!?なんだかその時点でヤラレタ、って感じ。チュートリアルの思うツボにはまりそう。 セクシーな女医さんと、元ボクサーである福田くんは、病名告知のやりとりをしているうちに「わたしは、スポンサーである日本ハムの社長礼嬢。あなたのことは、ずっと昔から見ていたわ」と女医さんが告白→結婚となる、やっぱりちょっと壮大な話になっていってしまいました(笑)。 オチにはちょっと失敗したぁ〜って顔をしてたのがまたちょっとよかったり(^^)。このイベントの直前、「KOBE base LIVE」を観に行って、そこにチュートリアルも出ていてこのソロイベントの告知もしていたのですが、「コーナー・・・みたいなのもあります」と言っていたのがちょっと気になっていました。まだやっぱりネタが観たくて、イベントをコーナーに頼っちゃうにはまだ早いんじゃないかなぁという気分のほうが強かったから(生意気言ってゴメンナサイ)。でもこれをコーナーと呼ぶのなら、気にすることはなかったなぁと思いました。即興なので素の顔も楽しめる分コーナー的な要素もあったと思うけれど、やっぱりこれは、コントあるいはお芝居だなぁと思います(「パンチデニーロ」っぽかったのでどうもお芝居っていう風に見てしまう・・・^^;)。
トークというよりも、先ほどのチャレンジコントの反省会というほうが正しいかな。モニタで、さっきのコントの映像をそのまま流しながら、ここはああしたほうがよかった、このへんはよかったんちゃうん、なんてふたりで自己批評していきます。今やったネタを自分たちで反省する様子なんてなかなか見られるものじゃないので、ここはかなり面白かったです。 後半は、お客さんにもらった「面白い言葉」を見ながらトーク。ここではやたらと「コニタン」について盛り上がりました。あの欽ちゃんバンドのコニタン(小西博之)を知らないお客さんが居たので驚いたり、福田くんが京都の喫茶店で実際にコニタンを見たときの様子を喋ってくれたり・・・でも「コニタン」って言葉、「小西さん」っていう名前の人のあだ名の定番みたいな感じだから、別にこの言葉自体が面白いとはもう思わないんですけどねー。でもこのあだ名の発信はやっぱりあのコニタンなのかしら?
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「今度こそは・・・」とやっぱり眠そうな顔で徳井くんの家に前に立つ福田くん。順調にドアを開け、部屋に侵入。奥にある部屋に入ると、部屋の隅に布団を敷いて徳井くんが寝ている。頭から布団を被ってすっかり寝ているみたい・・・だけど、布団をはがすと、布団の中から徳井くんがビデオカメラを構えて撮ってるやん!っていう、やっぱり逆ドッキリ企画(笑)。さっきの流れがあったからある程度予想はついていたけれど、やっぱり笑っちゃいました^^;。
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どうやらチュートリアルは、クイズ、もしくはクイズ番組がけっこう好きらしい。今までもクイズ王を題材にしたコントをやったりしていたしね(珍しくあんまり面白くなかったけど^^;)。クイズ研究会出身のわたしとしては、これはちょっと嬉しいことです。わたしと似たような観点を持っていてくれるということだと思うから・・・。 挑戦者の、徳井くん扮する京都市からお越しの田所貴一さん。司会・出題者が福田くんなのですが、田所さんは、耳が遠いのか話を聞いていないのか(たぶん後者)、司会者の言葉を訊きかえす訊きかえす・・・前半はこれの繰り返しで、ちょっとイライラするほどでした。たまにチュートリアルのコントを見ていて「これは何がしたいんだ!?」と思うことがあるのですが、そのパターン。でも、あとから思い返すとちょっと、面白かったりします。思い出してクスクス笑ってしまいました。また観たいかと言われたらそれは疑問ですが、イベントの中でのネタとしてはよかったと思います。
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いわゆるテレビの「3分間クッキング」は、「3分間で料理の作りかたを紹介する」というものですが、ここでは、実際に3分間で料理を作ってしまおうというもの。挑戦するのはエプロン姿の福田くん=みっちゃん、です。いちおう、材料と器具だけは用意されていますが、切ったりするところからやらなくてはならない。作るのは「さけチャーハン」、福田くんの得意料理だそうです。 よーいドンで作り始めた福田くんの手つきは、実際かなり慣れていて、普段からけっこう料理をやっているんだなというところが伺えました。見直した(笑)。タイムキーパーである徳井くんがすごく焦らせるし、やっぱり実際に時間もなくて、最後はぐちゃぐちゃになってましたけど、それでも食べてみたら「普通に食べられる・・・」とコメントしにくいことになってました(笑)。福田くんの一生懸命さが出ていてコミカルで面白かったです(^^)。
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この日2本目の漫才は、スーツにて。最初のネタは童話のネタ。チュートリアルは童話を漫才にするのが得意みたいで、いろーんなバリエーションの童話ネタがありますね。福田くんが「昔よく童話とか読んでもらいましたけど」ってネタに入るのを、いつも観る気がします^^;。でもどのネタも、甲乙つけがたいなって思います。どれも好きだなぁ。今回は、「花咲かじいさん」「かぐや姫」と、和風で攻めてきてました。このへんだけでも充分に妄想していた徳井くんでしたが・・・ ふたつ目のネタではアニメに話題を移し、「アンパンマン」についての漫才を。これがすごかった。彼の妄想、誰か止めて!(笑)主に、ドキンちゃんとしょくぱんマン、バイキンマンとの三角関係を扱ったものだったのですが、なんでこんなドラマティックになっちゃうんだろう・・・^^;このイベントいちばんの爆笑は、この部分だったような気がします。バイキンマンの登場シーンで、会場が揺れたのが分かった。あーすごかった。このネタ、まだ代表作のひとつに加えられそうですね。
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前回の初ソロのときと一緒。トークはとても短め。そして、スタッフの人に向かって「マイクを切ってください」と呼びかけて、「来てくれたみなさん、協力してくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました」と、深々と頭を下げてくれる。なんだか、チュートリアルのイメージとはちょっと違うような素直な姿だなって思うんだけど、その姿には、どうしたって拍手を送ってしまう。ライブもよかったから、なおさらです。
歩きながら、「独身チュートリアルはどうでしたか?」なんてカメラに問いかける、オープニングVTRの続きみたいなシチュエーションのVTRでした。
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今のbaseではけっこう珍しく、1時間半ジャストで終わった短いイベントでした。でも、時計があらわす時間なんて、イベントの良さとか密度とかには、あんまり関係ないんだ。お腹いっぱい。いいイベントでした。 チュートリアルに対して、いつまでも昔のままのイメージを持っていたら失礼にあたるな、と思いはじめてきたのがこのイベントからでした。ソロイベントのチケットがすぐに完売しても、いろんなイベントでMCとかをするようになっても、テレビやラジオにいろいろ出始めてきても、こんなにきちんとした力を持ったコンビなんだから当たり前だ、と思うようになった。前回の、初めてのソロイベントのレポの感想にも書いたことだけれど、こんなコンビの成長を観ていけるのは、きっと幸せなことなんだろうと思います。 (2001.9.26記)
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