6月14日「バッファロー吾郎の爆笑新ネタ逆転満塁ホームラン寄席」。
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2か月にいっかいのホームラン寄席の日がまたやってきました(^^)。ホームランの日になるまで、例えば前月のバッファローのイベントでチケットを買ったり、木村さんのサイトで出演者を告知されるのをわくわくしながら待ったり、木村さん(爆笑王)から短い告知メールをもらったり、そういうなんだか楽しい、イベントに向かって気持ちをかきたてられる、小さい行事があります。だからますます、楽しみになります。特に今回の出演者は、すごくわたしごのみの人たちばっかり。さすがバッファロー吾郎やなー、なんて、始まる前から感心してたのでした。
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オープニングは、ホスト役のバッファロー吾郎のトーク。えっと、今回は「天気ジョーク」をお披露目してくれたり、つたないおしゃべりで場を沸かしてくれたり...なんかアメリカンな感じでした(笑)。面白トーク(^^)
スターティングメンバーならぬ、ネターティングメンバーです。「1番、フットボールアワー」などというコールとともに、恒例の、サインボールノック...またもらえなかった(涙)。ひとりずつ打ってるから、1イベントで10個以上、今までホームラン寄席はいっぱい観に来てるはずなんだけど、わたしのところにはなかなか飛んで来ません。どうやったらもらえるんだろうね(^^;。
今回のコメントゲストは、放送作家の吉村智樹さん。そーや、なんでこの人、今までホームランのゲストで来たことなかったんだろう?と思ってしまった。ぴったりのゲスト。わたしにしても、お笑いを知る前から彼のことは知っていたので(高校時代から「VOW」は読んでいたので)、ちょっと嬉しかったりしました。
いつもの「出演者の顔が何かに変わる」VTRは今回、「じゃりんこチエ」の登場人物へ変わってゆきました。いつもと比べて、あんまり出場者と絵とのあいだに雰囲気のギャップを感じなかったので、さほど印象に残っているというほどではありませんが、やっぱり凝ってる映像だなーと思います。
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ネタ
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2回目の出場です!彼らが出るという告知を、なんだかいちばん嬉しく聞いた気がします。この面白空間なんだから選ばれて当たり前なんだろうんだけど、面白い人が正当に選ばれない世の中を思ったら、やっぱりバッファローってすごい、って思ったりします。 フットボールアワーのネタは、漫才でした。ここぞというときにはいつも漫才だから、きっと最近では彼らも漫才師に見えるんだろうなって思う。この日は、「夏」をテーマにした漫才でした。前にも夏について語った漫才をしていたけれど、これはもちろんまた違うネタ。なんでのんんちゃんが夏が嫌か、とかしゃべってくれるのですが、彼の繰り出す言葉はとても心地よいです。いつもわりと重ためのホームラン寄席の客席で、トップバッターを務めるのは大変だと思うけれど、彼らはホームランとはいかないまでも、しっかりと塁に出て先頭バッターの役割を果たしていたなぁと思いました。
ネタ終わりのVは、のんちゃんがネタで使ったキーホルダーを出してきて、なんかふたりではしゃいでる感じの楽しそうなものでした。ほんとは、ネタの制作期間とか、考えついたきっかけとかを話すことになっているはずなのですが、全然しゃべってくれませんでした^^;。まっ、楽しかったからいいです(^^)。
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このホームラン寄席の直後(7月初旬)、解散してしまった7。若若手ながらバッファローのイベントにはしょっちゅう呼ばれるなど、ネタやコンビの雰囲気ともにかなり好みなものを持っていたと思うだけに、すごく残念です。きっと彼らがこのままコンビの活動を続けていたら、ファンになっていたと思うのに。彼らにとって最後になったこのホームラン寄席でのネタの印象深さも相俟って、7というコンビのことは、そんなに回数も見ていないのに、すぐ忘れるというわけにはいかなさそうです...。 ネタはコントで、「世界ウルルン滞在記」で、「(大阪市内の)花園町のイズミヤにインディアンがいる」と聞き付けた俳優が、それをレポートしようとして巻き込まれる不思議なストーリー、という感じだったでしょうか。わたしは「7のインディアンコント」と呼んでいます(そのまんま)。かなり、面白かったです。ベタで、バカバカしくて、それでいて人情に厚いストーリーで、すごく引き込まれてしまいました。もしかしたらこの日のネタでいちばん好きだったかもしれないな。 後日、花園町をバイクで走っていて、イズミヤの前を通ったとき、「インディアンはまだ居るのかな...」と少し、しみじみしてしまいました。
「今どきインディアンコントってさむいな」と、自分でやっておきながらふたりとも自分で照れているのが妙にかわいかった(特にインディアンの扮装のままだった中山くん)。そして、「後半は映画版のドラえもんをそのままパクりました」と堂々と宣言してた(笑)。どうりで、なかなか泣かせにかかる、ドラマティックなストーリーだと思いました(笑)。だけどそのパクったという分を差し引いたとしても、やっぱりよいネタだったと思います。
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もちろん、漫才です。この前に矢野兵動を見たのは「ハリガネロックinマンザイマニア」でのことだったかな。面白いコンビと面白いコンビが共演するのは、本当にすてきです。 さっき、7のコントがいちばん面白かったって書いたけど、いちばんケラケラと笑ったのは矢野兵動だったかもしれません。言葉使いとかもそうなんだけど、何よりふたりのしゃべっている空気がすごいって思う。いつも本気な矢野さんのツッコミも、それに応えられるだけの兵動さんのボケも。新幹線の広告で見たという「ニッチ」という言葉がこんなに印象に残るとは思いませんでした。すごい雰囲気だったなぁ...本当に濃密だ。全身で漫才してる。こんなコンビがbaseにレギュラーで出ていたら、この劇場も少しは変わるだろうな。 個人的なことですが、ネタの最初に「ニッチってどういう意味か知ってる人?」と客席に問い掛けられたので、たまたま知ってたわたしは一瞬、手を挙げようかなと思いましたが、わりと前のほうに座っていたから目立ってしまうなと思ってやめました。挙げてなくてよかった、挙げてたら空気を読んでなくてネタの流れが変わってしまうところでした^^;。
ネタは、ほんとに兵動さんが感じた(「ニッチ」って何?っていう)疑問から作られたとのこと。こういうコメントになると、矢野さんが要らないことまで喋りまくってるのがすごく可笑しいです。こんな人、身近に居たらイヤだろうなぁって思った^^;。芸人さんだから、イイんですけどねー。
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ずっと、「マンスリーよしもと」で、若手芸人さんに愛溢れたコメントをしながら街を歩いてきた人だから、なまじっか普通のファンなんかより詳しいだろうし、お笑いが好きな人なんだろうなと思う。それが、モニタ越しにしゃべっているところからも伺えました。フットボールアワーに対しては、「たこ焼きキーホルダーには気を付けろ」というアドバイスに終始しネタに対するコメントはあまりきけなかったような気がしますが(笑)、7への「(すごく笑いながら)面白かった。インディアンコントばっかりやったらいいのに」なんていうコメントや、正統派漫才師だとばっかり思ってた矢野兵動への「すごくシュールですね」なんていう言葉など、ちょっと気付かされるところもあったりしました。なんかこの日のホームランは、いつもにも増してイイ感じだぞ。
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全員出場(ザ・プラン9の久馬さんは除く)のコーナー。いつも、大喜利に絡めた凝ったコーナーをしてくれます。今回は、大喜利を国会答弁になぞらえて、ちょっとお堅い雰囲気での大喜利でした。
大喜利のお題を出す人が野党の質問者で、答えたい人を指名したり、司会者(天の声)が挙手の中から指名したり、というルール。特に得点づけはないようです。野党は、木村さん、後藤くん、矢野さんの3人。他の全員が与党の解答者です。この中でいちばん良かった人が、総理大臣に選ばれる、という仕組み。 お題は木村さんの「Yahoo!でヒット数の多かった4文字の面白言葉」、後藤くんの「入浴剤の新しい効用」、矢野さんの「中田英利の有意義な休日の過ごしかた」。どのお題も、政治家が喋ってるっぽく、IT革命になぞらえたり、高齢者社会になぞらえたりして出していたのが面白かった。 お題に対する答えはメモしていないので、レポには書けません。かなり面白かったものもいっぱいあって、記憶に残っていないのが少し悔しい。みんな、もったいつけて前にあるマイクのところまで歩いてきて、フリップを見せながらゆっくり答える。いつもと違った雰囲気の大喜利で面白かったです。面白くない答えの人には、野党がもういっかいやらせたりして、そんな攻防もいっぱいあって可笑しかった。 答えでいちばん度肝抜かれたのは、兵動さんかなー。あの顔、あの表情で言われると面白さ倍増っていうのもあるんだけど、答えそのものもかなり、面白かった。あと、個人的にはフットののんちゃんとかかな?でもたぶん、わたしがここで名前を挙げた人は、誰が観ても面白かったんじゃないかと思いますけどね(^^)。 司会の天の声は、元シンドバットの森さんが担当していました。「竹若、元博くん」みたいに、国会っぽくフルネームでゆっくりと、解答者を指名していくんだけど、なんだか、鈴木くんの名前を呼ぶのがいちばんスムーズに感じたのはわたしだけだったでしょうか・・・。シンドバットのネタにもそういう風に名前を呼ぶのがあったもんね。ちょっと、嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちになってしまいました。それから、浅越くんがコーナーに出ているのを見るのも久しぶりでした。デモしかしのとき以来だから、何年ぶりだろう、と、少し感慨深く見守ってしまいました^^;。
コーナーの最後に選出された「総理大臣」は、予想通り兵動さんでした。でも、本人はかなりビックリしてはりました(^^)。今回のコーナーはなんだかルールがすごく分かりやすく、雰囲気も印象強くてよかったと思います。こんなところも、密度の濃さにつながっているのでしょう。
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ネタ
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舌の根も乾かないうちに、またこの言葉を使ってしまう。「この日いちばん」。このイベントはいちばん面白かった人がいっぱい居て大変や(笑)。 バッファローのこの日の新ネタ。わたしとしては、「こんな設定なんだ!」と気付いたときの衝撃が忘れられません。最初は、竹若さんがお父さんで、木村さんが娘で、娘が連れてきた結婚相手に「結婚は許さん」とお父さんが怒ってる、そーいうベタなコントだと思ってたんです...いや、たしかにそんなコントではありました(笑)。だけど、このカップルの正体に気付いたとき、「うわ、やられた!!」と心の中で思いきり叫んでしまいました。客席もざわついていました。そんな空気になったら、きっともう何をやっても面白いんでしょう。だけど、バッファローはそれだけに甘えずに、笑わせ続けてくれました...ああ、2回見たらたぶんそれほどには笑えないこういうネタの初出を見られたことは、幸せなんだろう。
いつもこのVではバッファローのものがいちばんかっこよくて楽しみなのですが、この日はさらに楽しみでした。このネタがどういう風にできたのか、すごく興味があったから。バッファローは他のコンビと違って、そーいうところをちゃんとしゃべってくれるしね(自分たちのイベントだから当たり前か)。「このコントの主人公である)この女性の父親がこんなだったらいいなと思って作りました」「ぼくら、有名人の夫婦が好きなんです」(そういえば前には、桑田佳祐・原由子夫妻のコントなんかもしてましたね)「でも彼女の家がこんなんじゃない(ほんとはすごくお金持ち)だというのは知ってます」なんていろいろ言ってました。
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彼のピンネタを見るのは、実は初めてのことでした。ピンで舞台に出ているのは何度か見ていたんだけど、それとはまた違った緊張感を感じました...彼の場合は特にね(笑)。ネタが始まって、登場の仕方がスキヤキと同じだったのでちょっとせつなくなりながらも、ちょっと楽しみでもありました。 ネタは、ネタ作りをしようと、何か参考になるものはないかと本屋に行ったポンちゃんんが、「ドーフィーの法則」という本を見付けて、あるあるネタでネタを作ろうとするというような感じ。次々と、書かれている法則を読んでいくんだけど、あるあるネタというよりかは、「こんな〇〇はイヤだ」って感じかな^^;。彼の周りに流れる不思議な空気に彼も苦笑したりしながらでしたが、けっこうフツーに笑ってしまったので「やられた」って思いました。面白かったです。
なんだか、ウケてなかったと思わはったのか、ちょっと落ち込み気味のポンちゃん。「舞台袖に、古高の蜃気楼を見ました」なんて笑う姿もちょっと力無かったですが、わたしは好きだったんですけどね(^^)。でも気を取り直した感じで、次頑張ります、って感じで締めてくれました。
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久馬さん・鈴木くん・浅越くん、プラス、レギュラーの5人で行なわれた「THE PLAN9」の公演は4月に観に行きましたが、「ザ・プラン9」として、他の公演に出るのはこれが初めてだったそうです。わたしも、出演メンバーのリストを見たときビックリしました。「THE PLAN9」だと5人だけど、「ザ・プラン9」とカタカナになると3人なんですね。そんなこともこのとき新発見。そんな状態だから、「ホームラン寄席で何するんだろう???」と、すごく興味がありました。お芝居みたいなコントなんだろうか?でも持ち時間はそんなに長くないし。出てくるまで、ちょっとドキドキしました。 ネタは、浅越くんがお医者さん、鈴木くんが少年で入院患者、久馬さんがその父、っていう設定。少年は心臓病でもう先が長くない。久馬さんは、そんな息子に自分の心臓を移植してやりたいと先生に頼むけれど、「そんなことをしても彼は喜ばない」と拒まれる。結局、少年は体力が衰え、死んでしまう、っていう、ストーリーだけ見たらどこがお笑い?っていう感じのモノだったんですが・・・全編に流れるのは、これ、オナラの音?・・・最初は戸惑いました。まさかこんな、小学生の男の子みたいな手法を使ってくるなんて思わなかったから(笑)。真面目な台詞のやりとりの中に唐突に、台詞の合間に意味ありげに、流れてくるオナラの音のSEは、かなり異様だったなと思います^^;。なんかもうネタばらししちゃってますけどね。でもなんか、他のところでやるのは絶対に無理そうだなって思ったので・・・。このネタが面白かったかどうか訊かれたらちょっと悩むような気はします。ホームラン寄席だからやることのできたネタだったような気もしますしね。
モニタに映った3人が「ザ・プラン9の鈴木です」みたいに、アタマに「プラン9の」と付けて挨拶をしているのを見て、「ああ、この人たちはもう、前のコンビじゃないんだな」と、少し感傷を感じました・・・。4月のPLAN9の公演のときには、まだ「個人が集まってお芝居してる」という風に感じたので、そういう風には思わなかったのです。 わたしの感傷をよそに喋っている3人。このオナラの音は、久馬さんと浅越くんで一生懸命、口で音を出したり、手で鳴らしたりして録音したんだそうです。何度もやり直したりして、その様子は端から見たら面白かっただろうなと笑う。それから、オチは「さよオナラ」にしたかったんだけど、とちょっと悔しがったりして。そんな様子の3人を見ていたら、ネタよりも、このVTRで「ザ・プラン9」というユニットの存在を心に刻みつけられたな、と思いました・・・。
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バッファロー吾郎に対しては絶賛!そりゃそうですよねー(^^)。似た空気を持っていて、なおかつこの日のバッファローのネタは、いつも通り、また、いつも以上に、ほんとに面白かったですもん。ポンちゃんのことも誉めてたし、プラン9のコントにも「不謹慎なものって面白いよね」なんて評してました。
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ポラロイドカメラでこの日の出場者の集合写真を撮って、それを見て木村さんが「いちばん面白かった(印象に残った)人」をMVPに決めよう、というコーナー。写真はできあがるまで見られないので、出場者は客席に背中を向けて撮られます。撮ったあとは、写真ができあがってくるまで、前回の同じコーナーの写真を見ながら木村さんが解説。そのときのエピソードを交えながら聞かされると、実はこのあと出てくる本番の写真よりも面白かったりします^^;。 できあがってきた写真は、実にいろーんな種類の面白さがありましたけれど(^^)・・・MVPに選ばれたのは、フットボールアワーののんちゃんでした!おめでとー!(←?)
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「WILD THING」が流れる中、エンディングでは、恒例の、ゲストからのMVP発表です。コンビではなく個人に贈られる、実は縁起の悪い賞(笑)。今回、吉村智樹さんが選んだのは、矢野兵動の兵動さんでした!これはまったく異議なしですねー。コーナーでの活躍、ネタの飛ばしっぷりなど、いちばん印象に残ったのは彼でしたから。
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いつも密度の濃いホームラン寄席の中でも、この日のホームランの密度・面白さはトップクラスだったと思います。「ホームラン」寄席らしく野球に喩えるならば、単なるホームランではなく、試合の流れを変える大事なホームランだったという感じでしょうか。それにはやはり、個々のネタの面白さが大事なんだな、ということも思い知らされた気がしました。この日のホームランが素晴らしかったのも、そういう良いネタが集まったからだと思います。
(2001.11.18記)
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